2/4

ハート1

んんーー

よく寝たーーー！

アガっ？ボゴ？息が……できる

水の中なのに息ができる？

とりあえず陸に上がるか？

ふぅ……

とりあえず体の水をきりながらこれまでの状況整理に意識を向けた

俺が覚えてるのは「ビィクトリー・カード」か……

いやVC(バイオレンス・カード)か？

記憶が混同しているなぁ

よし！もう一眠りするか！

あれ？寝るってどうやるんだっけ

え？寝れねぇ

ダメだダメだ

こうなったら絶対寝れない体質なんだ俺は

なっ!?

「なんだこの激流のような波は……」

いや見えた確かに水が

津波のような量の水が

一瞬だったがそれを感じた後に

空気の震えと言うのか直感と言うのか

ナニかを感じたのだった

ちっこんなの身を潜める他ないだろ

なんかいいとこねぇか……

池？(眠っていた場所)ここか

とゆうかここ以外何も無いもんな

ウンウン

そうこの洞窟のような場所には

出口は見当たらず（かと言って一本道なので池の反対に行けば出られるかもしれないが）

今のところ池以外に行くところがないのだった

余談だがこの時主人公は暗闇でも目がはっきり見えていることに気付いていない

まぁアホだから気づかないだろう

ポチャンーーー

冷たくないな

さっきは驚いてたからなんも考えてなかったけど

よく考えたら俺人間じゃないよな……

なんなんだろな

まぁ一旦身を隠した方が良さそうだな

この時2度目の空気の震えを感じていた

流石に身の危険を感じ隠れることにした

あぁーとろけるー

そうこの感じた！ねれる！オヤスミ……

突然視界が開け目下には水源の場(・)所(・)だ(・)け(・)が(・)見えた

おいおいなんだよこれ

寝れたんじゃねーのかよ

あれ俺体なくね？え？まじかよ！

あ、あれじゃね？気配の正体……

そ(・)こ(・)には微かな空間の淀みがあった他にも

淀みはあったがそ(・)こ(・)には歪みと色が着いていた

どう考えてもやばいよな

これって俺がわかるってことは向こうもわかんのかな

もし戦いになったらーーどうしよ……

え？いや体の動かし方すらわかんねぇよ？

人型ならまだしも……あれ？

なんで人型ならいいんだ？

俺さっき人間じゃねえって言ったよな

俺昔人間？

あ……思考が纏まらない

違うコレ気絶(おちる)やつだ

ナンデ……

もしかしてこうげき？

あぁ…ダメだ

こうして俺の意識は闇に溶けていったーーー

は！？

また水の中…

デジャブだなー

あれ？

体を確認して確信した

体ゴツゴツしてね？

後絶対尻尾ある黒くて細いやつ

そんでトゲついてるやつ

これ悪魔ジャンまんまジャン

あぁーメンマ食いてー

……じゃなくて！

体…的には身長は178ぐらいかな

体重はわからんけど肉付きからして70あるかないかかな

いやまぁでも向こうと同じ質量な訳ないか？

ウエストは80

胸囲は120くらいか？

なんか胸筋すごくね？

と言うか体ゴツゴツしてカクカクしてるな

実際に客観視したわけでもないのだが

体の大きさは大体あっていた

そして悪魔への変体が始まったことにより

体つきがよくなり筋骨隆々な体つきになっていた

え？これならさっきのやつワンパンなんじゃね？

ええそうですこの時は

とてもチョウシになっていました

そうです、ボコボコですよ。

何にって？

その辺にうろついてる動物？にですよ

1時間前ーーー

よし！ここ出るか

そんなに思い入れもないし

というか道一本道だし一様池の中も見たけど

他に道無さそうだから池と反対側(こっち)

しかないんだよなぁ

まぁ行くか……

「うわぁぁぁぁぁぁ！」

そりゃぁさびっくりするよね？

急に坂で

もう90度ぐらいの直角の坂……

落とし穴だな

があったらさ誰でも引っかかるよね？

びっくりするよね！？な!?

そんなに高くなかったから

当たっても仕方ないんだけど……でもさ

初心者に優しくしろよ！

なんだよ初心者って！

と言うか誰に文句言ってんだよ

お見苦しい一人ツッコミでした

そんなことをしている間に

光が眩しいほど出ている穴を見つけました

でもね新しい問題が発生したんですよ

す(・)ご(・)い(・)心(・)残(・)り(・)と

とっても高いところに出口があったの♡

大変よほんと

性格変わるぐらいには

……そういや俺悪魔じゃね？

羽あんじゃね？

よし！

ん〜〜ばさ！

無理でした！

まぁそんな簡単に出来るわけないよね

肩甲骨ぐらいだよなー

触ってみると確かに羽が出せそうな筋肉はあった

たがよく考えると魔力的なナニかで出してるんじゃね？

んじゃ俺の1番近くにあったやつで無理かなー

お、できたんじゃね？

漆黒の悪魔の背中に群青色よりも深く濃く光を逃さないような色の羽が生え

この一連の動作により

世界の一部にはにその誕生を知らしめることになったのだ

あれ？俺目洞窟で見えてね？

まぁいいや

ドン！！

よし！華麗なる着地

あら？

ごめんなさいね食事中でした？

目の前にはイノシシのような

キバ4本足6本体格横2m縦4mはあろう

動物？化け物がお怒りの様子で攻撃態勢になっていた

いや悪魔がいるから魔物か？

とか考えている暇はなかった

ディスった癖にきづいちゃいました

頭の中で動く派なんですけど書いた瞬間に

外に出てきた反応が頭の中に浮かんできて

あーなんかごめんって思っちゃいましたね

失礼しましたーー