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異世界でギアは動き出す  作者: 本筋
7/72

7.寝ていたら…

3月25日.1話目の最初の部分を結構大きく変えました


体調不良によりに連載できていませんでした…これから再開していきますのでよろしくお願いします!

レノンは町中を歩きながら

「うーん…ソヴァルトを倒したのはいいんだけどこの町をもっと大きくしたいよね…」


ウォルは少し考えて

「そもそもこの町は町長すらいないですからね…住民も増えないはずです」


俺は

「町長もいないのか…だとしたらソヴァルトを倒した俺らが町長になるチャンスじゃ無いか?」


アルトも頷いて

「確かにそうだな、ウォル達はどう思う?」


「うーん…いいと思いますけど、みんなにも言う必要がありますし…結構責任が問われますよ」

ウォルは腕を組んで言う


「じゃあちょっと聞いてみるか」

俺はそう言いこの町の住民に聞き回った


レノンの家に行くとレノンは集計をしながら

「ほぼ全員OKしてるな…ならいいか……」

続いて

「そろそろ大襲来が起きるし、バースト者もいない…なかなか厳しいと思うよ」


俺は気になり

「そのバースト者ってなんですか?」


レノンは

「バーストっていうのは潜在能力や新たな力が開花することだ、人によって開花する能力は違うし…バーストが起きる理由はいまだにわかっていない、バーストすると少しの間凶暴化するからあまり好まれることでは無いよ」


「ふーん…そんなこともあるのか」

と少し考えてアルトは言う


レノンはサラッと

「バーストしたらそのまま死亡することもあるからね、気をつけてほしいな…」


俺は驚いて

「ええっ!?死亡することもあるんですかっ?!」


ウォルは椅子に座って

「その代わり得る能力はかなり凄いものですけどね…

よく聞くのだと空気の波動を出せたりとか魔法とかでも出せないような火も出せ流ようになる人もいるらしいですよ」


アルトは相槌を打って

「そういや大襲来っていつ頃来るんだ?」


レノンは少し考えて

「うーん‥3日後とかには来ると思うよ、今の状態じゃちょっと厳しいからなんとかしたいんだけどね…」


ウォルは疑問に

「具体的には何をすれば大丈夫そうなんですか?」


レノンは

「うーん…他に人を増やすとか、武器を増やすとかしか今のところはできないんだよね…」


ウォルは険しい顔をして

「でも他の村とか町は3日以内に着くのは厳しいですよ…魔法を使っても片道3日かかりますよ」


レノンは銃を机に置いて

「そうだよな…だとしたら後者の武器を増やすことになるんだけど、この中で武器作れるのって僕だけだよね…」


ウォルは閃いたような顔をして

「ガルトラさんも武器は作れますよ!」


レノンは少し机を動かして

「ならそのガルトラ?…とか言う人を連れてきてくれないか」


ウォルは頷いて

「じゃあちょっと行ってきますね!後アルトさんと

勇者さんもついてきてください」


俺は

「わかった、ガルトラってまだ家にいるよな?」


ウォルは頷いて

「いるはずですよ!」

そういい家を出てガルトラの家に行くと

ガルトラは木を切りながら俺たちを見ると

「おお!何しにきたんだ?」


ウォルは挨拶をして

「3日後くらいに大襲来があるじゃないですか、その時のために武器を僕達の仲間と一緒に作ってもらいたいんですけどいいですか?」


ガルトラは斧を地面に置くと

「全然構わないが…俺は大した武器は作れないぞ?」


ウォルは目を少し輝かせて

「全然大丈夫ですよ!ついてきてください」


ガルトラは返事をしてついてくる

レノンの家につくと

「ここに僕達の新しい仲間がいます!」

ウォルは元気よく言うとガルトラが

「そうか!どんなやつなんだろうな…開けてくれ」

ウォルがドアを開けるとそこには

「なっ…何してるんですか……」

机に結構大きい穴が空いていた


レノンはちょっと困った顔をして

「す、すまない…ちょっと前作った作品を見て試したら結構勢いが良くてな…」


ガルトラは言葉に少し詰まるが

「ず、随分ユニークな人なんだな!よろしく!」


レノンは机の位置を戻して

「ああ…どうも」

「身なり的に……機械的なものを作る人じゃ無いね…

そっちは剣とかを作っててくれないか?」


ガルトラは快く

「ああ!任せてくれ!」

周りを見渡すと

「木とかメタアルとか無いか?」


レノンは倉庫のドアを開けると

「あぁ‥あるさここにあるのを使ってくれ」

そこには綺麗に揃えられた大量のいろんな素材がある

ガルトラは木を取りながら

「ありがとうな!」


レノンは頷き機械の線を繋いで

「ウォル達はそこにある作品を試していてくれ」

そういいもう一つの机を指差す


アルトは目を輝かせて

「なんだこれ!ありがとうな!レノン」

そういい机に揃えられた機械をまじまじと見る


レノンは少し焦って

「あっ!それ随分使ってなかったから使い方には気をつけ…」

アルトの方を見ながら絶句する


アルトは少し目を細めて

「なんだこれ…縄か…?」


レノンは申し訳なさそうに

「あー…それはモンスターを捕まえる時に使う作品だったんだけどそんな使う機会はないしね…機械だけに……………ははっ……」


アルトは網を解いて

「そっ、そうか!これからは気をつけるよ!」


レノンは恥ずかしそうに

「そ、そうか‥……」


ガルトラは話を変えようと

「剣一個できたぜ!何個くらい作ればいいんだ?」


レノンは少し考えて

「大体15個くらいあればいいと思うよ」


ガルトラは頷いて

「15個か!わかった!」


そういい5時間くらい経つとウォルが

「ちょっと眠く無いですか…?」


俺は頷いて

「確かにそうだな…この機械も全部試しちゃったしな…」


空は随分暗くなっている


レノンは機械をいじりながら

「上にベッドがあるから寝てたらどうだい?」


ウォルは目を擦りながら

「じゃあ借りますね!」

と言い階段を登っていき俺も続く


アルトは俺たちを横目に

「俺は眠く無いからもうすこし機械を試しておくぜ!」


俺は階段を登りながら

「あぁ…わかった」

そういい部屋にあるベッドで横になりすぐ寝てしまったが…どれくらい時間が経ったのだろう…横から唸り声が聞こえてくる……少し起き上がって横を見てみると唸り声を出しているのはウォルだった、ウォルを起こすと涙目になりながら

「あ…ありがとうございます、最近同じような夢を見るんですよ」


俺は布団を退けて

「大丈夫か?どんな夢を見るんだ」


ウォルは起き上がって

「大襲来でみんなが死んじゃう夢をずっと見るんです…」


俺はウォルの肩を叩きながら

「大丈夫だよ、みんなそんなにすぐ死ぬほど柔じゃないからな」


ウォルは安心した顔で

「そうですよね…ちょっと下降りましょうか」


そういい部屋から出ようとするとレノンが

「うげっ…アルトくん…そろそろ諦めたらどうだい?」


一階を見てみるとアルトが

「そうだな…もう諦めることにするわ…」


アルトはこっちをみると

「おっ起きたのか!ちょっとこれの使い方わかんないんだけど教えてくれないか?」


ウォルがため息をつきながら

「全く…貸してください」


と言い機械に触れると

「うわっ!」

機械が急にびりっとし停止した

レノンが驚いてこっちをみると

「不具合かな…ちょっと貸してくれ」


レノンはアルトが使っていた機械を弄ると

「うーん…これは作品自体が損傷してるな…EMPを受けた時と同じような壊れ方をしてる…」


ウォルはびっくりしながら

「あれれ…なんか変なことしちゃいましたかね」


レノンは機械を机に置いて

「まぁ不具合だろうね、というかもう昼か…時間が経つのは早いね」


ウォルは目をこすりながら

「大襲来が来るのは後2日くらいってことですか…」


レノンは伸びをして

「そうだね…この作品もそろそろ完成しそうだ」


ガルトラは机に剣を置いて

「結局盾とか合わせて80個くらい作っちまったぜ…」


レノンはガルトラの方を見て

「多くないか……?もうそれ以上は作らなくて大丈夫だ」


ガルトラは肩を回して

「そんなことはないと思うがなー…とりあえず俺はこれで終わりだな」



「そうだな…ちょっと休憩でもしていてくれ」

レノンは頷いて言った

今後は2日に1回程度の更新になると思います

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