表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界でギアは動き出す  作者: 本筋
4/72

4.エンジニアに会いに行こうとしたら…

仲間が1人加わり勇者、魔法使い2人のメンバーになり町をぶらぶら歩いていると


「この町の文明って他に比べてどうなんだ?」

アルトは疑問を抱き聞く


ウォルは丁寧に

「この町にはエンジニアや技師、職人がほぼ居ないので文明としては他に比べて結構劣っていますね」


俺は気になり

「職人ってどんな職人がいるんだ?」


説明口調でウォルは

「物によって異なりますが刀の職人や剣の職人、盾などもいますが、銃や移動アイテムは基本エンジニアや技師が行います」


俺は

「じゃあエンジニアとかは仲間に入れておきたいな」


アルトは

「この町のエンジニアってどこら辺にいるんだ?」


ウォルは丁寧に

「この町で1番の有名どころだとレノンという女性の

エンジニアです。場所は町の角の民家だったと思いますが…」

「レノンは内気な性格でよく家に篭っていますが武器は一応持っています。見かけた時に見たのは体の左側に刀を拵えていて右側のホルスターにあまり見ない

比較的最新の技術でできた小型銃を入れてますが銃は滅多に使いません。使ったところは正直誰も見たことがありませんが、刀の腕は正直飛び抜けて長けています。昔は武士だったと言う噂もありますし」


俺は

「刀を使ってるのか…結構強そうだな。」


アルトも

「しかも女の子だしな!早く会いたいぜ!!」


ウォルはちょっと引き気味に

「ま、まぁそうですね!」

「そういえばガルトラさんが僕達に装備を作ってくれたらしいですよ!ちょっと寄り道しませんか?」


アルトはちょっと不満そうに

「まぁ…そっちも気になるし行くか」


ガルトラの家につくと


「おう!来てくれたのか、待ってたぜ」

「お前らのために杖やら盾やら色々作ったんだ、持って行ってくれ」

ガルトラは歓迎してくれる


俺は疑問に

「杖ってどんな効果があるんですか?」


ガルトラは

「杖は好きな魔法を2つ杖に呪文をインプットさせて

魔法陣なしで呪文だけで出すことができるし基本どこでも魔法陣を描くことができるようになる」


アルトは

「そんなに便利なものがあったのか!今まで普通に指とかで描くものだと思ってたぜ」


ウォルも

「存在自体は知っていましたがそんなに便利だったんですね…」


ガルトラは

「サーヴァントの時でも一応使えたが杖は魔法使いにならないと負担が大きいからな」


質問気味に俺は

「盾ってどうやって使うんですか?」


ガルトラは少し悩みながら

「明確な使い方っていうのは無いが…攻撃から身を守ったり大きさによったり武器にはよるがシールドで

体を守りながら遠距離攻撃をするということも可能だ」


驚きながら俺は

「そんな器用なこともできるんですね」


「あぁ、3人とも持っていってくれ」

ガルトラは笑いながら言う


俺たちは

「ありがとうございます!」

と感謝する


アルトとウォルは杖、俺は50cmほどの丸い盾を

貰った


アルトは喜びながら

「これが杖か!どうやって魔法をインプットさせるんだ?」


ウォルは実際にやりながら説明してくれる

「まず杖の先端に球体がありますよね?そこに触れながら好きな魔法を考えて玉を握り潰してください」

そしてウォルは玉を握って潰す

水晶のような球体は砕けて空を舞う


アルトは焦りながら

「そんなことしていいのか?!壊れちまったぞ…」


ウォルは少し笑いながら

「大丈夫ですよ、割れたとしても戻りますから、ほらっ」

水晶は時を戻されたかのように破片が杖に戻る


俺とアルトは驚き

俺は

「それ戻るのか…それでインプットできたのか?」


ウォルは頷きながら

「これでインプットは完了です!アルトさんもやって見てください!」


そしてアルトは杖についている球体を触れながら

数秒して握りつぶした

「これでいいのか…」


そう言って2秒ほどすると

さっきと同じように球体が杖の先端に戻るが何か少し肥大化している


ウォルは目を丸くして

「これは魔法の威力が少し上がってますよ!球体が肥大化した場合は威力が上がるんですが…この大きさだと1.2倍とかだと思います」


アルトは

「そんなもんか‥でも無いよりはいいな」


俺はそんな話を聞きながら

「じゃあそのレノンっていう人のとこ行くか?」


アルトは思い出したかのように喜びながら

「そうだった!行こうぜ!」


ウォルはやはり少し引き気味に

「そうですねっ!い、一応行って見ましょう!」


俺は

「エンジニアか…仲間に入ってきてくれたら嬉しいんだがな…」

そう言いながら町中をみんなで歩いてると


ウォルが

「レノンちゃ……レノンさんは結構昔からの幼馴染で僕はまぁ仲良い方に入りますよっ!」


俺は頭を傾げながら

「ちゃんって…そんな仲良いのか?」


ウォルはかなり焦りながら

「そっ、それは噛んだだけです!」


アルトは少しウォルを不機嫌そうに睨んで

「ふーん…そうか……」


ウォルは話を切り替えようと

「そろそろ着くとレノンの家に着くと思いますよ!」


アルトは一つの店を指差しながら

「あの店ってなんだ?装備屋みたいな感じがするが…」


ウォルは手持ちのお金を見ながら

「そうですね…あそこは庶民が立ち寄る防具屋ですね」


俺は気になり

「もっと上の装備屋もあったりするあるのか?」


ウォルはちょっと考えて

「一応ありますが…もっと上となると高すぎて買うの人はだいぶ少ないですしこの町にはありません」


アルトは気になりながら

「ちょっとあそこの装備屋入って見ないか?」


ウォルはお金を数枚ポケットに入れて

「いいですけどお金持ってますか?無いなら僕が少し奢ってあげますよ」


俺は

「ここに来たばっかりだから無いんだよな…奢ってくれるか?」


ウォルは快く

「いいですよ!縄張りの主も一緒に倒してくれたので恩返しさせてください!」


俺とアルトは少し笑いながら

アルトが

「ありがとう!」


早速入ってみるとアルトが

「いろんなものがあるな…マントとかって何に使うんだ?」


ウォルがマントを見ながら

「マントっていうのは身柄を隠すのに使ったりするだけであって大して能力とかはないです」


アルトが次に目につけたのは

「この鉄の防具とかどうだ?」


ウォルは

「鉄ですか…いいですね!魔法使いにはあまり好まれませんが、多少の攻撃くらいなら無傷ですみますよ!」

ウォルが値段を見ると

「12ガル………ま、まぁ!買ってあげますよ!」


俺は一つの銃を見て

あの銃現実だとほぼ見ないような見た目をしてるが…

そう思い

「あの木製の銃って使えるのか?」


ウォルは説明口調で

「木製の銃ですか…勇者の遠距離武器にしては随分

見ませんが…あのタイプだと1発撃っただけで弾を入れなおさないといけない高火力の小型銃ですね、よく

勇者が使うのは何発も入っているタイプですが、全然いいと思いますよ!何ガルですか?」


俺はタグを見て

「えっと30ガルって書いてあるぞ」


ウォルは青ざめて

「30??30ですか……………ま、まぁ銃にしては安いですね!買いましょう!」


俺は肩を叩きながら

「別に無理しなくていいんだぞウォル、自分の装備も買ったらどうだ」


ウォルは苦笑いしながら

「だっ大丈夫ですよ!!これくらいなら僕が買いますよ!」


そう言ってウォルは装備と銃を持っていって店主の

所に向かう


数分するとウォルが帰ってきて

「買って来ましたよ!これどうぞ!」


俺とアルトは装備を受け取って 

「ありがとな」

と言う


ウォルが

「大丈夫ですよ!じゃあレノンのとこへ行きましょう!」

これからは3000文字を目安に書いて行きます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ