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異世界でギアは動き出す  作者: 本筋
2/72

2.町を歩いてたら…

2話目も読んでくださってありがとうございます!

ちょっと読み易いかわからないので感想など書いていただけると幸いです

俺は町中を歩いてて気づいたことがある

なぜかここに来てから体が身軽に動くし、全体的には青と緑を基調にズボンは皮でできたようなものを履いている、武器も装備していて。腰あたりにはポーチがついてある…

「本当にありきたりな漫画の中みたいだな…」

そう呟くとと…

見慣れた顔の人物がこちらに走ってくる


「……………おーーーーーい」


あれはアルトか?だがちょっと身なりが違くないか


そう思ったが、近くに来て顔をよく見てみると

「アルト?!随分派手な衣装だな」

アルトは何か…全体的に赤のローブのようなものを身に纏っておりその下に布を縫ってて作ったようなズボンと服を着ている



アルトも同じような口調で

「お前もなかなか派手じゃないか」

「あぁ…本当に漫画のありきたりな展開だな…本読んでたら異世界行くとか普通じゃありえないぞ…」


俺は周りを見ながら

「本の通りなら村だが……ここはどちらかと言うと町

っぽくないか?」

「だが結構ボロいしあんまり広くないな…まぁ村も町もあんまり変わらないだろ」

アルトは周りを見渡しながら言い、少し歩いている


そう言えばさっきポーチがあったな、それの中身を確かめてみるか

「このポーチ…中身は何が入ってるんだ?」

そう言いながら、ごそごそとポーチ内を漁る

中には薬や注射器、爆竹がある


アルトと俺が話していると住民のような人が日本語

ではない言語でこちらを見ながら会話している


「おい…アイツらなんて言ってるんだ?」

アルトが疑問を感じており不思議そうに住民と思われる人達をぐるぐると見る

俺はポーチから薬を取り出すと

「この薬は日本語で書いてるがな…言語自由化…?

これお前のその…バッグにもないか?」


アルトがバッグを開けて中を見る

「あったあった!これ飲めばいいんだな!」

アルトがなんの躊躇もなく瓶の蓋を開けてゴクゴクと喉に薬を流し込み、口を腕で拭く


「おい…お前それ大丈夫か?」



少し眉を寄せて耳を傾けアルトはちょっと怒りながら

「アイツら俺らの事をなんか話してるぞ」

驚いた、薬を飲んだらアイツらの喋っていることがわかる様になるらしい

「アイツらのいうことがわかるのか…少し俺も飲んでみるぜ…」


「あぁ、この薬を飲んだら聞こえるようにはなったな」


俺もポーチから薬を出し喉に薬を流し込む

「本当だ…というかアイツら人間とか狼とか随分

いろんな人種がいるんだな」


と、2人で話しているとある1人の人間に話かけられた

「あの…あなた達、どこからいらっしゃったんでしょうか、あなた達のような身分だと、こんな古びた

町にはいないと思いますが…」


アルトは疑問を抱きながら聞き返す

「俺たち、ちょっとそこら辺旅してたら迷い込んでしまって、ここに来たんだが、その身分とやらって俺らそんなに偉いのか?」

アルトはスラスラッとその人間に嘘をつき会話をする

その人間は

「あなた達自分の身分を理解していないのですか?!

あなたは…」

俺を指差し言う

「勇者だと思いますが……勇者にしては身なりがとても

乱れてますね…」


「俺はどうなんだ?その身分ってやつ」

アルトは興味津々に聞く

「あなたは魔法使いだと思いますね。でもやはり

身なりが…」

どうやら聞くところこの世界には身分、すなわち

役職というものがあるようだ。俺たちは勇者と魔法使いっていう身分らしい。後はエンジニアっていうこの世界の要とも

言われている身分があるらしいが数はかなり少ないらしく、この町にも1人だけらしい、紹介は少しガルトラのところに寄ってから。になるそうだ

他にも一応あるみたいだが自分の身分だけ覚えておけばいいらしい、そして


で、俺は勇者な訳だが、勇者はみんながなりたがる人気の身分だが、一番強い!と言われるとそうでもないらしい、勇者になるには幼い頃から勉強や武器の扱いに慣れになり、そこからまた修行して勇者になるらしい

人間がなる身分の中で難易度はピカイチらしい


そして魔法使い、アルトの身分はまず呪文を覚え、特殊な

魔法陣を書くことによりサーヴァントになりそこから

知識を備えて魔法使い、種族によってはマジシャン

とも呼ぶらしい


というわけで身なりを整えるため身分について教えてくれた人に店やこの町について教えてもらった

そして身分やこの町について話してくれた人間の名前は

ウォルというらしい、ウォルはサーヴァントで

現在魔法使いになるために日々魔法や呪文について

現魔法使いに(なら)ってるみたいだ。


アルトは今までの話を聞いて

「現役魔法使いの話は聞いた方がいいんじゃないか」

現役魔法使いとなると、そこそこ強さはあるのだろう…

人に稽古を付けるほどなのだから相当な力を持つ魔法使いだと思う

「まぁそうだな、一応聞きに行くか」



アルトは少し興奮したように

「それじゃ行くか!」


最後まで見てくれてありがとうございます!

読みやすかったでしょうか…感想など受け付けていますのでお気軽に!

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