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2017.12 24 尾上魁皇 誕生祭

本日はクリスマスイブ!!

と同時にしくにくのメンバーの一人、魁皇の誕生日です!


元常連客から従業員へとなった、一番の苦労人

少し意地悪が過ぎるヘビースモーカーだが

親友の恋を応援し、自身の恋路にも奮闘した

陰の功労者・・・


おめでとう! かいちゃん!


全員「ありがとうございました~」


美宇「あ~~! 客ラッシュしんどい!」


天衣「クリスマスイブなので、やっぱり多いですね。お客さん」


如月「ほんとですよ~何より女同士よりも、リア充がくっそ多い!! リア充爆発しろ!!」


明王「水瀬、本音がだだもれだぞ」


如月「はっ! 私としたことが、すみません……」


美宇「こんなくっそ忙しいっちゅう時に……なんでリュウも尾上もおらんねん!」


天衣「あ、えっと、今日魁皇さんの誕生日でして……」


美宇「だからなんや! しったこっちゃない!!」


如月「そうですよ! イブに男二人でイチャイチャなんて、ずるいです! 今すぐにでも現場にいきたいのに!」


明王「お前はサボってることに怒ってるのか行きたいのか、どっちなんだ?」


如月「そういう神宮さんは、なぜ許したんですか!?」


明王「まあ、せっかくだからな。あいつらも来年から社会人だし、息抜きは必要だろ?」


美宇「かぁぁぁぁぁ! マスター甘い! 甘すぎるわ!!」


天衣「あ、でもさすがに悪いって魁皇さん、夕方に顔を出すって……」


美宇「よし! そんときにきっちりしぼったるわ!」


如月「そうですね! 隅々まで取材しないと!」


明王「……桜庭。来ない方がいいって伝えとけ。ここは、なんとかしとくから……」


天衣「すみません、マスターさん……」



魁皇「……おい輝流。そろそろいいか?」


輝流「だーめ! もうちょっと待ってよ~せっかちだな~…………よし、できたっと! はい! タオルとっていいよ!」


魁皇「………これは……」


輝流「ジャーン! オレ特製、チューンの大好きなもの勢揃いディナーでーす♪」


魁皇「………変なのいれてないだろうな?」


輝流「オレの料理なんだと思ってるの! これでも特訓して、うまくなったんだから!」


魁皇「たった数日でお世辞でもうまいといえない料理を、改善したとはっきり言い切れるのか?」


輝流「そ、それはぁ……わかりません……」


魁皇「だろうな」


輝流「もういいよ! 食べなくて! オレ一人で食べるから! ルナティックハウスでもいって、ケーキもらってくれば!」


魁皇「いや、これでいい」


輝流「へ?」


魁皇「そもそも甘いもん好きじゃねえし、俺のために作ってくれたんだろ? 犠牲になった食材に悪いし、食ってやるよ」


輝流「いいこといってるようで、悪口に聞こえるのは気のせい?」


魁皇「毎年思うんだが、俺の誕生日祝うためにクリスマス開けるのやめろよ。マスターにも悪いし、絶対鈴木に殺されるぞ」


輝流「いいじゃん、オレがそうしたいんだから♪ 一年に一回しかない特別な日だよ? 一番に祝ってやりてぇじゃん♪」


魁皇「相変わらず、変な奴だな」


輝流「んじゃ、改めて……ハッピーバースデー、チューン!」


魁皇「……サンキュー」



Fin

次回は25日です!

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