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2017.07 13 矢神颯馬 誕生祭

今日は遊部の颯馬さんの誕生日!!

生徒会にも所属していて

みんなのことはなんでもお見通し♪


爽やかな笑顔の裏に隠された素顔は

とても繊細だが、腐男子というちょっと変わり者


作者もイチオシな彼の誕生日小説です!!


萌黄「‥‥いました、ターゲット補足です」


永遠「よし、そのままじっと観察しろ‥‥寄り道しないかチェックしなければ‥‥」


紅葉「‥‥まっすぐこっち向かってますね‥‥準備大丈夫っすか、れんちゃん先輩」


蓮華「大丈夫だけど、のぞくのにそんな人数いらないでしょ‥‥少しは手伝ってよ‥‥」


輝「‥‥まもなく、遊部部室前です」


颯馬「‥‥やっぱり該当なし、か。最近、みんなそっけないんだよなぁ‥‥なんでだろ‥‥‥お疲れさまでー…‥‥」


永遠「ウェールカーム、我が主催するパーティーへ!! 待ちくたびれたぞ、愛しき後輩颯馬よ!!」(←クラッカーをならしまくりながら)


颯馬「永遠先輩? とみんなも‥‥なんですか? このお祭り騒ぎは」


萌黄「お忘れですかぁ? 颯馬先輩! 今日は7月13日じゃないですか!!」


颯馬「‥‥あ、今日オレの誕生日か」


紅葉「やっぱ自覚なかったんすね。颯馬さんのことだから、自分で言いふらすタイプだとおもってたんすけど」


颯馬「えーっと‥‥なんで、オレの誕生日を?」


蓮華「どこかの誰かさんが、君のためにわざわざ調べたんだって。颯馬のことになると色々な意味で最強だよね、辻村さんは」


萌黄「ふっふっふっ‥‥颯馬先輩のためなら、辻村萌黄なんでもします!!」


輝「それで北城さんの提案で、準備している間はなるべく関わらないようにしていたんです。一緒にいると、ついいってしまいそうな人ばかりなので‥‥」


永遠「輝りぃん? なんでそれでおいらを見るのかなぁ?」


蓮華「ほんっとひやひやしたよ! 用もないのに突っかかろうとするし、何がほしいか聞きに行こうとするし!」


永遠「いやぁ、それほどでもぉ」


蓮華「ほめてない!!」


紅葉「いいじゃないっすか、それだけ素直ってことで♪」


萌黄「そうですよ! 無事にこの日を迎えられただけでバッチリです!! どうですか、颯馬先輩! 喜んでもらえましたか!?」


颯馬「え? ああ、そうだね」


輝「‥‥颯馬、さん?」


颯馬「いや、嬉しいんだけど‥‥こういうの、慣れてないから驚いちゃって‥‥」


永遠「大変だったのよねえ、颯馬も。でも、今日は記念すべきbirthday! プレゼントに、颯馬が好きな同性愛劇場を開いてあげてもいいわよ? もちろんみんなで」


蓮華「はあ!? 何それ、聞いてないんだけど!!」


紅葉「ちなみに、誰と誰にするんすか??」


萌黄「はい!! 紅輝、響永、司蓮でお願いします!!」


蓮華「君には聞いてない!! ていうかそれ、生徒会の人も呼ばないとダメじゃん!!」


輝「まあ一応、生徒会の方にも声はかけていますが‥‥やるなら、紅葉以外でお願いします」


紅葉「なんだよそれぇ、ひどくね? 輝ぅ」


永遠「じゃあ輝りん、おいらと大人の恋してみるぅ? 刺激強いわよぉ?」


蓮華「なんで君はノリノリなわけ!?」


萌黄「さあ颯馬先輩!! お好きなカップルをお選びください!!」


颯馬「あ‥‥えっと、オレは‥‥」


紅葉「? どーしたんすか、颯馬さん。いつもは食いついてくるのに、何もいってこないのって珍しいですね」


輝「‥‥やはり、迷惑でしたか? こういうの」


颯馬「そうじゃないよ! 確かに同性愛好きだし、贅沢すぎるプレゼントだよ! でも‥‥」


蓮華「‥‥あーもーじれったいなぁ。颯馬! 今日は君の誕生日でしょ!? なら、躊躇せずに思ってること言ってよ! 何今さらこの面子に遠慮してんの!!」


永遠「そーそー、れんちゃんのいうとーり。何かしてほしいんだったら、なんでもいってみ?」


颯馬「‥‥‥‥じゃあ、ゲームしたいです! いつもみたいに♪」


紅葉「え、ゲームって‥‥それだけでいいんすか?」


颯馬「うん♪ いつもみたいに楽しく時間を忘れるくらい遊んで‥‥帰るまで、一緒にいたいなって」


萌黄「颯馬先輩‥‥!! もちろんです!! 颯馬先輩のためなら、この辻村萌黄! 生涯をともに歩ませていただきます!」


蓮華「そういうことじゃないから、辻村さん」


輝「意外です。颯馬さんから、そんな言葉がでるなんて」


颯馬「地味にひどいなぁ、輝君は。やっぱり永遠先輩とキスする~とかに変えようか?」


紅葉「あっ、じゃあゲームに負けた人同士がやるってしましょーよ!」


永遠「お、それいい! 罰ゲーム決定~」


蓮華「はぁ!? 何それ!!」


永遠「じゃあおいら、ゲーム取ってくるから一年組はお菓子やらの準備をよろよろ~」


一年組「はーーい」


蓮華「あーもー人の話、ぜんっぜん聞いてないしっ!!」


颯馬「れんちゃん。今日はありがとね」


蓮華「‥‥あ、改まってお礼とか言わないでよ‥‥こっちが恥ずかしいじゃん‥‥まあでも‥‥誕生日おめでとう、颯馬‥‥」


fin☆

次回は17日頃です!

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