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さくら通り商店街戦隊戦線  作者: プーやん
1章夕焼けレッド
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第一話

正義はヒーローは負けてはならない…とはいえ、多勢に無勢なら負けてもしょうがないと思う。そんなこと横たわりながら冷たいコンクリートの上で考える。意外にひんやり気持ちいい。

しかも只の戦闘員に負けるなんて、レッドかっこ悪いとか言わないんだよ!!そこの子供達!!バイトなのだからモチベーションの低さとか関係あるんだよ!!お兄さんにも生活がかかってるんだよ!!まぁ幼稚な考えの物にはわかるまい。大人気ないことを思ってしまった。


さて、なぜ道端で倒れているか説明するには、一週間前に遡る。



現代の高校生は何かとお金が入用だ。友達と遊ぶにも、最低限のオシャレも、趣味に使うにも、学校帰りで空腹を満たすのも、世の中、金なのだ。中学生までは親の圧政(月のお小遣い500円)に苦しめられてきた。母さんよ…今時の中学生には500円は世知辛い、高校生(月のお小遣い500円)ならなおさらだ。何度も異議申し立てをしたが、聞き入れてくれない我が家の財務大臣に期待をするのも諦め、数週間前の俺はバイトを探すことにした。

時給千五百円、破格の高時給の張り紙が目に入った時は狂気乱舞した。

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