Prologue
機械体の少年が特殊犯罪機械課の刑事になるまでの話しです。
カチャカチャ、特殊な台に上半身裸で機械を繋げられ手足首は拘束して少年が寝かされて改良・改造・治療を施されていた。
「うああーっ」バチッとうなされて目が覚めた。「大丈夫か、清優くん?」バイザーを半分上にあげて少年清優の顔を覗く。
「あ、はくっハ、、、イ」すぐに落ち着きを取り戻すと唯一動かせる頭を左右に向け辺りを見回す。
「辛いなら、改良辞める?」さっきのバイザーに白衣の技師が問う。
「ううん、ちょっと悲しい夢見ただけ続けてくれ」
バイザーを下ろし技師は清優の身体に機械を入れて行く。
身体のパーツを一個一個丁寧に診て外す取り替える。その様子を天井鏡から平然と見ている清優。 (人間・機械体・機械人形・動物の境界は何処にあるのだろう。感情表情かな〜難しいや)考えを巡らせてると頭を触られる。
「?」
「ご飯栄養剤何色が良い?」医師とは別に金短髪の人が顔を覗かせて聞いてくる。
「カイさん、えっと明るい緑かな。野菜ぽいから」そう言うと口に機械を嵌めてゆっくり半生な液を流す。
(まずくも旨くもない)ゴクゴクッ飲み混む。
「結構入るねぇ、まだ飲む?」
「いろはない、ゴクン。腹にふう溜まった〜これいつも何入ってるんですか?」口の機械が外されてタオルで拭かれながら聞く。
「ビタミン栄養素と銀とミョウバンとか後は安定剤脳と身体が拒絶反応出ないように。」
(この人も機械技術医師なんだ)
難しいけど話数場面ばらばらで書いていきます。