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とても良くないニュース

 病室のベッドの上で魔力探知をしていると国王様を感じることができた。


「久しぶりだな。ルル、デューク。かつての王族は国全体に指令をだすためにこういった魔法を用意していたようだ。まぁ、今回は二人だけなんだがな。さて本題に移ろう」


この会話はどうやらルルにも聞こえているらしい。国王の声が重たくなるのを感じた。


「とても良くない状況だ」


とても良くないニュースだった。


「勇者ランドルフを知っているだろう?あいつらがやりやがった。デュークは魔王オスバルトの弟子。危険人物であるというニュースが国全体に流れている」


グランダートで俺のことを襲ってきたやつらだ。彼らはヴァーテルパーニーにも来ていてルルとジェンと出会っているということも聞いている。


「あの勇者たちは一体……」


「わしにもようわからぬが、とりあえず、早めにその街は出た方がいい。ヴァーテルパーニーの市民はお前の活躍を知っているが、だれが敵になるかわからん状況だ。しばらくは浪人として生きていくことになるだろう」


まさか、魔王を倒す勇者として旅立ったはずなのに、国から追い出される身になるとは思ってもいなかった。実際、俺とオスバルト様が一緒に歩いている姿を過去に目撃した人物なんてのはいくらでもいるのだ。俺とオスバルト様の関係性を知っている人物ならもしかしたらその記事を読んで信じる人はたくさんいるだろう。ただでさえ、オスバルト様が魔王になったということでさえ信じられないニュースなのだから、その弟子が魔王側の人物であろうとだれも疑問には思わない。


「わかりました。連絡ありがとうございます」


「そして、もう一つよくないニュースだ。これは国の問題ではあるのだがな。機械自治区が戦争をしかけてきそうなところだ。どうにかして国王軍で対処をするつもりだが、お前たちには別行動で作戦に加わってほしい。スパイ作戦だ」

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