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あふれる水

まったく、こんなのでオスバルト様に挑もうだなんて本当にどうかしてるとしか思えない。


「み、みずだぁああ」


突然住民の一人が大声をあげて走り出してきた。一体何事だ。


「魔物研究所から水があふれだしてきて、魔物研究所の魔物が街に放たれたんだ」


魔物研究所から水??もしかして。俺はそこにルルがいると思って魔物研究所の方へと向かって走っていった。他の人たちが魔物研究所から遠ざかっていくなか一人だけ全員と逆方向に行くのが大変だった。


「おい、デューク待て!!」


ブルースが俺のことを追いかけてきていたが、逃げていく人の多さに俺たちははぐれてしまった。まぁ、いい。そんなことよりも魔物研究所だ。しばらく走ると魔物研究所にたどりつく。たしかに水浸しになっていたし、奥から魔物がわんさかあふれていた。


「エアブレイド」


風の刃で雑魚の魔物を処理しつつ前に進んでいく。一体魔物研究所で何があったというのだろうか。


「デューク様!!」


魔物研究所から聞き覚えのある少女の声がする。


「ルル!!」


そこにはルルがいた。見つかってよかったという安心感から少し気が抜けてしまった。


「アクアスナイプ」


気が抜けていた俺を襲うとしていた魔物をルルが倒してくれた。さすがだ。試練のときにほとんどの攻撃を外していたあのルルと同じ人物とは思えない。一体どういうことなのだろう。不思議なことはまだまだあった。ルルの後ろから何人かの人間が一緒に出てきた。おそらく魔法使いだろうか。どこか見覚えのあるような魔法使いたちだが、いまいち誰だか思い出せない。


「ルル!!貴様!!」


さらに後ろから白衣を着たボロボロの男が現れてくる。あれはマッドだ。


「デューク様!!そいつが今回の黒幕です!!」


黒幕一体なんのことなのだろうか??


「ルル、よくわからん。すべて話せ」


ルルは今までにあったことをすべて話した。





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