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砦の反乱

 機械自治区砦内部。この砦の地下5階に厳重に警備された部屋が存在する。この部屋の中には白と黒のカプセルが存在した。このカプセルの中に入っているものを守るためにこの部屋は存在する。相当な破壊力を加えない限り、中からしか開かない。黒いカプセルが開く。中から人が現れる。彼は白いカプセルに向かって歩き出す。


「おい、ミル、起きろ。始めるぜ」


シンはカプセルを叩き続けるがミルはなかなか起きてこない。


「おい!!ミル!!いい加減にしろ!!」


シンはかなり強めにカプセルを叩く。


「どうかしましたか!!」


部屋の外の警備兵が外側から確認をしてくる。


「大丈夫だ!!心配ないぜ」


「あぁ、つかれたよぉ」


白いカプセルの中からミルが出てくる。


「おい、おっそいぞ!!」


「ごめんごめん~。ちょっと疲れちゃってね~」


「疲れてる場合じゃないぜ。いくぞ」


「うん!!」


シンとミルは十を構える。部屋のドアを開けると警備兵が二人と4体の量産型機械兵がいた。シンとミル二人はそれぞれ一人ずつの警備兵を銃で撃つ。警備兵は思わぬ出来事に何も対処ができず、その場に倒れる。あとは4体の機械兵だけだ。機械を銃で撃つには少々威力が足りない。シンとミルは手榴弾を準備して投げる。衝撃がフロア全体に響き渡る。それに合わせて警報もなり始めた。これでいよいよシンとミルの裏切りが機械自治区全体に知れ渡ってしまう。


「行くよ、シン。ルルをとりあえず探そうか」


シンとミルは階段を駆け上がる。いつもはエレベーターを使って上に上がるのだが、それではエレベーターの中で追い詰められてしまう可能性がある。だからこそ面倒でも階段で上がる必要があるのだ。


「ねぇ、シン~。疲れた~」


「うるせぇ、はやくあがるぞ」


ミルがいろいろとわがままを言いながら階段を上がる。そうしているうちに、1階までたどり着いた。敵が構えているだろうと思っていたが、シンとミルの想像とは違った世界がここには繰り広げられていた。機械自治区の人間たちどうしで戦っていた。


「シン!!ミル!!僕、やっといたよ!!」


この声はオサムだ。オサムがレジスタンスのメンバーに声をかけてくれていたらしい。これで正式に反乱が始まる。長きにわたる機械自治区の歴史にこれで幕を閉じるのだ。そして新たな機械自治区誕生の瞬間が近づいているのだ。


「ミル。とりあえず、ボスの部屋を目指していくぞ」




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