表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
105/140

機械兵の秘密

 レジスタンスについて話してもらっている間、俺は一つ、気になっていることがあった。


「なぁ、お前ら、話し合いをするときくらい機械兵から降りてきてもいいんじゃないか??」


ずっと気になっていた。とくにシンとミルの機械兵はとても大きい。大きすぎて目立つ。


「私も転移するとき大変だった。大きいものを転移させるのも大変だし、かなり遠くに飛ばないと遠目から見て居場所がばれる」


メイもどうやらきになっていたみたいだ。


「ふふふ、君たちは僕たち機械自治区の兵器、機械兵の仕組みについて知らないみたいだね。僕たちは機械兵に乗り込んでいるわけじゃない。僕たちは遠くから魂を飛ばして機械兵にくっつけてるんだ。体本体は、機械自治区の砦にある」


「ほう、それは面白いぞ」


「って、ことは、本体の体はもしかして無防備なのでしょうか??」


サラが面白いところに目をつける。これは俺たちの希望の光になるかもしれない。


「シン、ミル。ライの体ってどこにあるんだ??」


「そりゃもちろん、砦にあるぜ。あっ」


シンはどうやら俺の考えに気が付いてくれたようだ。


「ミル。俺たちは一旦、機械兵との接続を切るぞ。向こうで暴れるぞ」


「砦にはルルもいる。力を借りるといい」


「おう」


機械兵0型と1型の目から光が失われる。どうやらシンとミルは接続を切ったようだ。向こうでうまくやってくれてるといいんだけど。


「ルル様のことも心配ぞ。俺たちははやく前線に戻るぞ」


「僕も機械兵との接続を切るね。砦でレジスタンスの仲間に声をかけて反乱を開始するよ」


こうしてそれぞれが作戦のもと動き出すこととなった。


「メイ。いこう」


俺とメイの転移魔法で前線へと戻る。大きな機械兵たちのせいでかなり遠くまでとんでいたが、二人で転移魔法をつかうと通常よりもすこしだけ早く転移をすることができる。前線へと戻ったおれたちは所劇的なものを見せられる。さきほどまで西街道中心くらいまで押していた前線は王都側にだいぶよっていた。ここまでは正直予想通りだった。一般兵でこいつを対処できるような兵士はいない。俺たちが本当に驚かされたのはそれ以外のところだった。二人の一般兵の剣士が赤い機械兵の拳を剣で受け止めていたのだ。一般兵は顔を隠すことになっているから誰なのかわからないが、これはとんでもないやり手だ。


「私の仲間はすごく強いんだよ」


リンが自信満々に言っていた。

「面白い!」「続きが読みたい!」などと思ったかたはぜひ、ブックマークと評価を、できれば星5つをよろしくお願いします。




していただいたら作者のモチベーションになって更新頻度や作品の質が上がるかもしれません。




ぜひ、よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ