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赤い機械兵

 機械兵1型、もといシンは俺を指さして言う。


「お前、機械自治区を裏切ったのか」


ばれてしまっては仕方ない。俺のメイとの戦闘で消耗した魔力も少しは回復してきたところだ。いまならどうにか戦えるだろう。シンが操縦してる方の黒い機械兵の手は魔法を吸収することができるのは知っている。それに気をつければ戦えるだろう。いまなら、アックスやリンもいる。黒いほうはそっちに任せれば倒せるだろう。


「アックス!!リン!!お前たちは黒いほうを任せる!!俺とメイで白いほうをやるぞ」


「待った待った待った。デューク!!それ、うちらも混ぜて!!」


この声はミル。白いほうの機械兵0型を操縦しているはずだ。それにしても何て言った??うちらも混ぜて??


「事情はあとだ。今はこの場をどうにするよ」


白い機械兵は量産型機械兵を攻撃しだす。


「おい!!ミル!!勝手に動くな!!」


シンはミルを止めようとしても白い機械兵の攻撃は止まらなかった。白い機械兵の拳が量産型機械兵に向かっておろされる。


「まったく。こうなったら俺もやるしかないな」


機械兵1型も量産型機械兵を攻撃し始める。一体なにがどうなっているのか全然わからない。しかし、味方をしてくれるというのであれば好都合だ。このまま一気に戦線を機械自治区の砦まで押し切ってしまおう。俺と王国軍は二体の白と黒の機械兵を先頭にしてどんどん進んでいく。ものすごい勢いで量産型機械兵が溶けていく。量産型機械兵から放たれる銃弾もこの大きな機械兵が受け止めてくれる。思わぬ戦力を得た。敵の戦力の最もやっかいな部分をこんな簡単に攻略し、しかも味方についてしまうとは。どうやら今回の作戦はうまくいきそうだ。


 順調すぎて怖い。ということをよく言うが、その通りにこれからなるなんて思ってもいなかった。西街道をどんどん進んでいき、ついに砂漠地帯へと入っていこうとしたときに事態が急変する。


「ミル、シン。お前ら一体何をやっている」


どこからか聞いたこともない声が聞こえてくる。


「あぁ、やっぱりばれちゃったか」


シンとミルは何か知っているようだ。上空からなにかが下りてくる。


「何か来るぞ!!下がれ!!」

「おおおおおおやばいやばいやばい」

「急いで引いてくれ!!邪魔だ!!」


ズシンという音とともに大きな機械兵が着地する。それは俺が今までに見たことのない赤い機械兵だった。

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