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序文

 いじめ対策防止法が施行されているにも関わらず、いじめの認知件数は増加の一途をたどっています。


 おまけに相変わらずの学校や教育委員会は隠蔽体質であり、まず大変なのが事実認定になります。


 被害児童の親は、このいわば敵だらけの状況に晒されます。


 いじめはない、言い掛かりだ、名誉毀損で訴えるぞと。


 しかも、いじめの被害児童の自殺の原因は、いじめではなく児童虐待が原因であるとされ、被害児童の親は、まずは身の潔白を証明しないといけません。


 そうしないと、遺体と対面すらも許されないからです。


 反撃は、それからになります。


 心身ともにボロボロとなった親たちは、こうして自分の子供の無念を晴らすべく、無謀な戦いに挑むのです。


 まるで、いじめは間違っていないと思う、そんな連中に対して。


 しかも、死んでせいせいしたとか、もしかしたら自治体から表彰されるかもと思い込んでいる、そんな輩とです。


 どうして、こうなるのか?


 そもそも人は何故、いじめをするのか?


 いじめのメカニズムを解明しないことには、対策の取りようがありません。


 本書では、いじめの原因を解明し、取るべき対策を示したいと思います。


 なお、作中ではまるでいじめ行為を、肯定するかのごとき表現があります。


 しかし、いじめは加害者対被害者という、そんなシンプルな二項対立ではないことを理解してもらわなければならず、そこに善悪はありません。


 いじめの被害者やその関係者、そしていじめの加害者や図らずも加害者を擁護してしまう人達に、是非読んでほしいと思います。





 いじめに苦しみ、死を選択せざるを得なかった児童たちの、魂の救済と心よりのご冥福をお祈りします。

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