表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

333/404

第二十五話 再会の約束


「本日は、迷宮都市最下層にお越し頂きまことにありがとうございます。皆様がカジノでご利用いただいたお金は、迷宮都市の更なる発展のために使用させていただきます」


 女王の声が部屋に響く。そうだ、なんだかんだでざっくり大金貨100枚以上みんなで使っている。ぼったくりもいいところだ。少し腹が立ってきた。もう少し懲らしめても良かったかな?


「つきましては、皆様の御用がお済みになられた暁には、ぜひ、迷宮都市の正規の攻略を望みます。その際、もし、ここまでまたお越しいただけたら、精霊女王の名にかけて出来うる限り最大の誠意をもって、皆様の望みを叶えようと思います!」


 なんか女王の声に力が入っている。


「今度は、大金貨千枚位は貰うわよ!」


 サリーだ。まだ、たかる気なのか?


「それ位お安い御用ですわ!攻略出来たらですけどね!クスクス!」


 女王は明らかに挑発してる。そっか今回の復讐したいんだろな。


「俺のめかけになってもらうぞ!」


 ギル王子、まだ諦めて無かったのか?


「妾は難しいですけど、一夜を共にするくらいは私の夫を倒したら、考えますわ!」


「今すぐ、夫をだせや!ここで戦ってやる!」


「その前に、迷宮都市を攻略出来たらですわ!」


 女王がやんわりいなす。王子は絶対挑戦するなこれは!


「おいおい、いいのか女王!こんどはがちで裸踊りなどしてもらうことになるぞ?」


「そうっすよ!つぎは本気で舐めるっすよ!」


「アナ!マグロ!ギルティ!!」


『あいあいあいあーっ!』


 ギルティ君が右目と左目でアナとマグロにビームを放つ!器用だな、そんなことも出来るのか!



 ぶちっ!



 なんかが切れる音がした気がする!


「おう、裸踊りでもなんでもやってやるわ!おら、ガキ共全員まとめてかかってこいや!人が動けん事をさいわいに好き放題しやがって!今は戦えんが、次は全力で迎えうってやる!戦争じゃい!お前ら全員迷宮都市が全力をもってぶっ倒してやる!」


 あ、ぶち切れた!


 まあ、普通そうなるよね!


 女王は温厚な方だとおもう。


「ほう!やる気か!戦神降臨アレス・フォーム90%」


 アナの体が金色の光につつまれる。


「今は、戦う気はないわ!また、今度!」


 僕達、一人一人の足元に魔方陣が出現する。いつの間に魔法を準備してたのか?


 視界が暗転し、辺りが草原に変わる。


 目の前に見慣れた建物がある。孤児院だ。その建物は修復されていて、崩落しているところはない。囲む外壁も白亜の傷一つないものに変わっている。懐かしさが僕を包み込む。


「何か来る!戦闘態勢を取れ!」


 アナが叫んだ!


みやびからのお願いです。


「面白かった」「続きが気になる」などと思っていただけたら、


 広告の下の☆☆☆☆☆の評価や、


ブックマークの登録お願いします。


 執筆の励みになりますので、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ