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第六話 水泳大会開催


「水着だらけのポロリ騎馬戦、ブラジャーを捕られたら負け!」


 黄色のセパレートの水着にいつの間にか着替えて来たアナがまた意味不明なことをのたまってる。なんかそう言う水泳大会を見た記憶が蘇る。内容に惹かれて見ても、脱ぐのはぶっさいくばっかで何度時間を返せと思った事か…


「却下、誰得やねん、男達がよろこぶだけやろ!」


 そうだ。僕が脱がされて、王子達が熱狂する未来しかみえない。


 実行しそうなので、一応つっこんどく。


「じゃ、水着だらけの尻相撲大会!最下位は裸で泳ぐ!」


 十中八九、裸で泳ぐのは僕だ。なんの罰ゲームだろう…


 アナは何が何でも僕を脱がしたいのか?


「却下!お前一人で裸でおよげ!」


 そして頭を冷やせばいい。


「んー!せっかくの川だから、なんかバトりたいんだよ!今後の序列のためにも!」


 バトりたいとは何なんだ。なんの禁断症状か?脳筋バトル病なのか?


「普通に泳ぐ早さで勝負でいいんじゃないかな?」


 モモさんがアナに言う。アナを焚きつけないで欲しい。


「決定!優勝賞品は本日のマリーちゃんとの添い寝権利!ぱふぱふっ!」


 サリーが手を上げて宣言する。ぶるんと揺れる胸に目がいってしまう。


「多数決!賛成の人手を上げて!」


 僕以外全員挙手!


 数の暴力だ…


 なし崩しに水泳バトル開催となってしまった。


 くじ引きの結果三グループに分かれて、それぞれのトップで最後に争う事になった。川を下流から上流のポイントまで逆流して泳ぐだけというシンプルなルールだ。水に接触が条件で飛行はなし。逆流という所が脳筋すぎる。


 まずは、第一組、ギル王子とアルスと学長とイカだ。なんか仕組まれたような組み合わせだな。


 赤ふんの学長、ブーメランパンツの王子、すこしぶかぶかなブーメランパンツのイカ、服を脱いでトランクスのアルスがスタートラインに向かう。


「ヌオオオッ!」


 じじいが叫ぶ。


「大丈夫かじいさん?漏らしたのか?」


 アルスが声をかける。


「フォォッ!」


 ん、なんかじじいが大っきくなったような?


「全力で行かせて貰う!」


 そこにはサンドリバー重騎士団ばりのスーパーマッスルになったじじいがいた。亀○人から連綿と引き継がれる、じじいキャラお約束の技か!亀○人って誰だ?


「じいさん!泳ぎは筋肉じゃないって事をおしえてやるぜ!」


 アルスがサムズアップして歯を光らせる。ここだけ切り取ればイケメンなのに…


 四人は水に入りスタートラインにつく。


「位置について、用意、スタート!」


 サリーが上げた手を振り下ろす。


 四人とも一斉に泳ぎ出す!



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