Outline of Sixteen Nations Commonwealth
タイトル変更
【十六国連邦の成り立ちと概況】
【国号】十六国連邦
【概要】
16の小国・都市連合の共同政体。
元々は十六国協議会という名で、大国に対する政治的な対抗力を生むために
同盟を結んだことが切っ掛けで連邦を構成するに至った。
全体の方針は元の同盟の名称が残った十六国協議会において、各国の代表による合議で決められる。
構成国の政治問題についても場合によっては十六国協議会で協議され、
状況により調停者が派遣される事もある。
【十六国連邦の構成国】
①ビアレス公国
一応主権国家だが、②サルバドール王国の属国になり下がっている。
②サルバドール王国
親聖王国の旗頭。連邦の中心は自分達だと思っている。
⑬クライン王国とは何かと対立する。現国王は、⑬クライン王国の王と同い年。
③オトラント王国
エルフ氏族国との関係が密接な魔道国家。④シノーベ王国とも密接な関係がある。
交易の協力関係から、聖王国とも良好な関係を築いている。
④シノーベ王国
魔道機器の製造を主な産業とする。エルフ氏族国及び③オトラント王国との
関係は良好。
⑥アーレス帝国の動向を警戒している。
⑤エウロパ王国
実は聖王国に次ぐ歴史を持つ古王国のひとつ。
世に有名な「ジノリ磁器」と呼ばれる磁器の生産地があり、
他にも陶器や織物などの特産品を多く持つ。
その為、連邦内ではかなり裕福な国家だが、
その反面、その利権が他国の妬みの原因になっている。
⑥アーレス帝国
元アーレス王国。数年前、前国王が崩御し、皇太子が即位した時に、
国号を王国から帝国へ改めた。それから急速に軍事力の増強を行っている。
連邦内の不和の種になりつつある。
⑦レヴィ王国
国内にドワーフの里があり、武具や防具といった金属工芸に強みを持つ国家。
⑧アドラステア王国とは産業において共存関係にある。
⑧アドラステア王国
④シノーベ王国に次ぐ魔道国家。
アーティファクトの製造や、武器・防具等への付与魔法の研究の中心的存在。
⑦レヴィ王国とは産業における共存関係にある。
⑨エクセル王国
連邦の食糧庫と言われる一大農業国。⑮ムーライ王国との2か国で、
十六国連邦内で必要とされる小麦の約70%を賄っていると言われている。
また、山間部では畜産なども盛んで、食肉の生産も行われている。
⑩ランドルフ公国
沿岸部には漁村が多く点在するが、山間部では鉄鉱石や他鉱物の鉱業が盛んで、
武具などの原材料として⑦レヴィ王国に輸出している。
運河を挟んだ対岸の⑥アーレス帝国動向が目下の懸念事項。
⑪カリプソ王国
最近、国王派と摂政派による内乱が勃発した。
⑫アルペンス公国
完全な内陸国で港を持たないため、⑬クライン王国に金銭売買による
領土の一部割譲を申し入れてたが断られている。
周りを完全に他国に囲まれる形となっており、
海に面した土地を手に入れたいという宿願を持っている。
⑥アーレス帝国の蠢動に合わせて、何とか海に面した土地を領土に出来ないか
思案中。
⑬クライン王国
反聖王国。②サルバドール王国の専横ぶりに対抗している。
⑭レダ公国
⑮ムーライ王国とは良好な関係を続けてきたが、現国王の嫡子の外戚となるため、
将来的にはムーライ王国を傀儡化出来るのではないかと策謀をめぐらし始めている。
⑮ムーライ王国
農業や漁業と言った第一次産業を主要産業とした長閑な国情。
国王は争いごとを好まず、出来れば平和に暮らしたいと望んでいるが、
最近は連邦内国家間諍いが増えてきたことと、自国内でも後継者争いが
起こりそうな気配があり、胃の痛い日々を送っている。
妻は幼馴染である隣国⑭レダ公国のの公女を娶っている。
自国内侯爵の娘も1名側室としているが、それぞれ年の近い男児を
1名づつ生んでいる事から、まだ表面化していないもののお家騒動の火種と化している。
一応、正妻の子を嫡子としている。
※年子で、側室の子供が1歳年上。
年齢:56歳。在位20年。
最近、怪しげな「ダゴン教」なる宗教がはやり始めたと噂がある。
⑯ヘルメス交易都市同盟
商業神ヘルメスを信奉する都市同盟国家。国号に神の名を冠する。新興国家。
国号を決める際に、教会に許可を求めた経緯があるため、教国との関係は良好。
国家と言うよりも都市間同盟と言う形で組織運営を行っている。
「ヴァルナ」「キルケー」「セドナ」「ガザ」「モロク」の5つの都市から構成される。
他の連邦構成国との交渉事などを連携して行う事により発言力と経済影響力を
強くする事を目的としている。
基本的に合議制で都市間での序列は無いが、4か国と国境を接する
都市「セドナ」が立地の優位さもあり中心的な役割を果たしている。
アーレス帝国の誕生により状況が不安定になりつつある。




