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武器召喚

「それじゃあ武器召喚をやるぞ」

「武器召喚...?神器のことか」

「そうだ、それぞれ能力を持った武器が宿される。」

「魔力を持った武器ってことか」

「そうだ」


これは相当大事になるだろう。武器の種類で戦術も決まってくるだろうし、能力も付与されるとなるとなおさら大事になってくる。

江藤が召喚をするための部屋に案内してくれた。

入るとそこは本棚に囲まれていて、真ん中には魔法陣が描かれている不思議な空間であった。


「ここが1番魔力が高まる...らしい」


なんだか怪しいな。


「あの魔法陣の真ん中に立ってくれ」

「ここか?」


言われるがままに立ってみる。何も感じない。


「目を閉じて、自分の願いを強く考えてみろ」


おれの...願い。もちろん彼女を救うそれだけだ!!身体が熱くなってきた。魔力が高まっているのだろうか?


「そのまま手を前に出せ」


めいいっぱい手を前に出す。

まばゆい光が手に宿る。


「召喚成功だ」


手に重さを感じ手を見てみるとそこには剣があった。


「この剣は?」

「神器クラウソラス」

「火と光を宿した剣だ」

「クラウソラス?」


聞いたことある剣だ。昔の英雄の使っていたものなのだろうか?


「多分今日は疲れただろうから家に帰って構わない」

「どっと疲れた気分だよ、はは」

「それとこの指輪をつけとけ」

「これは?」

「魔力を封じる指輪だ、探索されなくなる」

「わかった」

「明日学校に普通に行き放課後ここに来い、極力バレるのは避けたい」

「わかった...これから戦っていかないといけないのか」

「怖いのか?」

「少しだけね」

「一つだけお前に教えておこう、この戦争にも便利な機能があってな...」

「なんだ?」

「リタイアさ、リタイアしたら記憶は消されるが生きて帰れるやめたくなったらいつでもすればいい」

「それいいね!!」

「なにがだ?」

「いや、なんでも...」


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

言われた通りにいつも通り学校に登校する。

学校はきっと安全だろう学生で強い願いを持ってる人などそうそういない。

「よっ健二」

「おっ!!お、おう」

「なんだよビックリして」

「いや、いきなり話しかけてくるからさ」

「今日の避難訓練面倒くさいよな〜しかもテロリストが来た時だなんてありえないにもほどがあるっつうか」

「あぁー体育館に隠し通路があるんだっけ?」

「らしいな」


授業は進み昼休みに入る。

ふぅ購買にでも行くか。

突然チャイムが鳴る。


「ここはーテロしました」


なんだよ避難訓練かよ。さっ早く出よ。

しかし異変に気付く。

誰も動いていないのだ。石のように固まってしまって。


「これからに星河戦争参加者は自殺しない限り生徒を一人一人5分毎に殺していきまーす」

「なにっ!!」

「それでははじめまーすよーいスタート」


なんてことだ!!こんなことが...


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