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日常。  作者: 日野田 沙羅
2/2

夜然

晴れた日が続いている初夏。


太陽で熱せられた空気が、暑苦しい。


私は、そのなかを進み、保健室へ向かう。





保健室についた。


保健室はいつ来ても、ちょうどいい温度。




スマホでゲームしながら時間をつぶす。


そんな日常。




朝読がおわったから、そろそろ風架がくるころだろう。


あっ、風架っていうのは、私の幼なじみ。

さいっこーの友達。


風架とは、ずっと一緒にいるけど、いっつも思うことがある。



それは、風架ってかわいすぎない?ってこと。


私も、すごいかわいい!とか言われるけど、絶対風架のほうがかわいい。


私はどこから見ても、フツーなのに。


それに、教室に行ったら、男子たちに「風架様、夜然様」って、なぜかこう呼ばれる。


それで、風架とはお家もとなり。


だから、よくお互いのお家に行く。





おっ、風架がきた!


「やっほー、元気?…いや、保健室にいる人に元気?はおかしいか笑」


『やっほ! いいでしょ、べつに笑 だって、今日はサボりの保健室だから。あっ、元気だよー!笑』


「じゃぁ自分もさぼるー! どーせ授業うけても楽しくないし」


『だよねー。今日は、というか、今日も保健室でますか笑』


「それいい!そーいえば、すっごいかわいいお店見つけたからさ、そこ行こ!」


『そーなんだ、いこいこ!こっちも新しいカフェ見つけたから行こ!』


「よし、じゃあ鞄もってくる」


『うん!』


…さてと、準備しますか。


そんなかってに学校をでていいのかっておもうでしょ笑


でも、こんなのいつものことだし…


それに、この学校は勉強ができたら、何をしてもいいってところだから…




それで、私たちはテストが学年1位と2位。


それだから、大丈夫なの。


先生たちも笑顔でおくりだしてくれる。


だから、内緒じゃなくても、全く怒られない。



頭がいいって、便利だよね。


少なくとも、この学校じゃ、そーとー便利。


それで、カーストの順位がきまるんだから。


今までは、そんな頭がよくても特になにも思わずにくらしていけたよね。


まさか、こんなとこで、役に立つなんてっ!ってかんじ笑




鞄に充電中だったスマホと、おサイフをいれる。


いつもほとんど、カードで払うから現金はいらない。


けど、常になぜか10万ぐらいおサイフにはいってる。



念のためためにってやつ?



とにかく、親にいれられた。


だから、いっつもおサイフがおもい笑




あっ、風架がきたから、ここぐらいで。


さてとっ!行きますか。

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