表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
笑いは世界を救う  作者: たくえりすきぃむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

87/365

捨てられて~

A子 「ねぇねぇ。捨て猫を拾ったんだけど」

B男 「捨て猫か。酷い飼い主もいたもんだな」

A子 「とりあえず、拾った子猫で走り出してみるね」

B男 「それは盗んだバイクでやってくれるかな!? いや、盗んだバイクで走り出すのもダメだけどね!」

A子 「どこか具合が悪そうなんだよね」

B男 「何か異変でもあるのか?」

A子 「ずっと『みゃーみゃー』言ってる」

B男 「子猫ってそんなもん!」

A子 「たまに『うみゃーうみゃー』言うけど」

B男 「あれ、名古屋出身!?」

A子 「もっと稀に『エビフリャー』って」

B男 「言わないよね!? 今話盛ったよね!?」

A子 「『シャチホコンジャー』」

B男 「なんか、ご当地戦隊ものみたいになってるよ!」

A子 「よし、あなたの名前は『しゃちほこ』よ」

B男 「子猫にそんな名前付けるのか? なにひとつしゃちほこと関連性ないのに」

A子 「いやいや。『あなたの』名前がしゃちほこ」

B男 「俺かよ!?」

A子 「ところでしゃちほこ~」

B男 「違うから! 俺の名前しゃちほこじゃないから!」

A子 「じゃあ、何ほこ?」

B男 「『ほこ』付かねぇよ!」

A子 「『ほこ』の付いてる人なんていっぱいいるよ?」

B男 「いないよね!?」

A子 「『よしほこ』」

B男 「よしひこじゃないかな、その人!?」

A子 「『かずほこ』」

B男 「だから、かずひこだろ!?」

A子 「『ただしほこ』」

B男 「『ほこ』付いてるのおかしいよね、その名前!?」

A子 「じゃあ、子猫の名前は『ただしほこ』にしよう」

B男 「やめてやれ! まず言いにくい!」

A子 「捨て猫を拾ったら、まずどうするべきかな?」

B男 「本当は、すぐにでも獣医に見てもらって、病気や怪我をしてないか判断してもらうのがいいんだけどな」

A子 「よかった、獣医の免許持っといて」

B男 「持ってんの!?」

A子 「中学の選択科目で取得した」

B男 「お前の中学すげぇな!? そんな専門的なこと教えてるのか!?」

A子 「選択科目は美術だったんだけどね」

B男 「それでなんで獣医の免許が取得出来るんだよ!」

A子 「なんやかんやあったのよ」

B男 「物凄い気になるわ、そのなんやかんや!?」

A子 「とりあえず、診察してみたけど、問題なさそうね」

B男 「それはよかったな」

A子 「痛いところないか聞いても『みゃー』しか言わないし、たぶんないんだろうと判断した」

B男 「猫に問診して、『ちょっとお腹が……』とか言うわけないだろう!?」

A子 「これだから脊椎動物は……」

B男 「人間もだよー! 人間もメッチャ脊椎動物の仲間!」

A子 「なんか、おなかすいてるみたい」

B男 「よく分かるな」

A子 「『あ~、小腹すいたなぁ』って言ってたから」

B男 「言ってたの!? 猫だよね!? 言わないよね、普通!?」

A子 「しつけた」

B男 「もうしつけ始まってんのか!? で、凄いな、お前のしつけ!?」

A子 「何を食べさせればいいかな?」

B男 「牛乳でいいんじゃないか?」

A子 「残念。乳牛しか用意出来ない」

B男 「むしろ何で乳牛が用意出来るんだ!?」

A子 「選択科目で……」

B男 「絶対関係ないよね!?」

A子 「お腹が膨れたら、毛の艶がよくなってきたよ」

B男 「そんなすぐに!?」

A子 「これで、いつでも拾った子猫で走り出せるね!」

B男 「だから走り出すなってのに! もういいよ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ