表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
笑いは世界を救う  作者: たくえりすきぃむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

57/365

あれっこりー

A子 「ねぇねぇ。あれっこりーみたいな髪型にしてみない?」

B男 「お断りだよ!」

A子 「まだ全貌が明らかになっていないというのに!?」

B男 「明らかにブロッコリーだろうが! それすなわちアフロじゃねぇか!」

A子 「お前はエスパーか!?」

B男 「違うわ!」

A子 「分かった! 浪人生探偵だ!」

B男 「探偵じゃないし、浪人生なら大人しく勉強してろよ!」

A子 「『例え4浪しても、この謎は解いてみせる!』」

B男 「謎の前に入試をクリアーしろ、お前は!」

A子 「そんなあなたにお勧めの髪型があるんだけど?」

B男 「なんでお前は、そこまで俺をアフロにしたいんだよ!?」

A子 「アフロじゃないよ! あれっこリーヘアー!」

B男 「ブロッコリーみたいな髪型は漏れなくアフロなんだよ!」

A子 「『茎!』『もこもこ!』だよ?」

B男 「茎の部分もあるの!?」

A子 「そこまで含めてあれっこりーでしょう!?」

B男 「いつまでブロッコリーを隠してるんだよ!? もういいよ、あれっこりー!」

A子 「似合うと思うんだけどなぁ」

B男 「思うな、そんなもん!」

A子 「じゃあ、あれフラワーは?」

B男 「お断りだよ!」

A子 「またしてもノーヒントで!?」

B男 「どうせカリフラワーだろう!?」

A子 「さすがは、リストラ間際探偵!」

B男 「だから、推理の前にもっと気にすることあるだろうって!」

A子 「なんで頑なに髪型を変えたくないの?」

B男 「髪型を変えたくないんじゃなくて、その髪型にしたくないんだよ!」

A子 「もこもこは嫌い?」

B男 「もこもこはもとより、茎の部分が明らかにおかしいだろう!?」

A子 「女子高生に大人気だよ?」

B男 「絶対嘘だよね!?」

A子 「『茎、よくな~い?』」

B男 「よくないよ! 分かるよね!?」

A子 「どうして野菜を好き嫌いするかなぁ?」

B男 「野菜を好き嫌いしてるんじゃないんだよ!」

A子 「あれっこりーだから嫌なんでしょう!?」

B男 「髪型がな! あと、あれっこりー言うな!」

A子 「それがトマトやキュウリだったら大歓迎なんでしょう!?」

B男 「嫌だよ!? きゅうりヘアーとかお断りもいいところだからね!」

A子 「イボイボまで完全に再現していたとしても?」

B男 「再現していたらなおのことだな!」

A子 「『きゅうり、よくな~い』」

B男 「よくないよ、女子高生!? 周りを巻き込むような思考の流布は控えてね!」

A子 「やっぱりあれか、ハンバーグとかがいいのか」

B男 「いいと思う!? 例えば会社にハンバーグみたいな髪型したヤツがいたらどう思うよ!?」

A子 「『今日はBランチにしようかな』」

B男 「そうじゃねぇよ! 知らねぇよ、お前が昼にハンバーグ食いたくなったとか!」

A子 「Bランチは天ぷらうどんとバラチラシのセット!」

B男 「ハンバーグまるで関係ないじゃん!? あと、Bランチっぽくないラインナップだね!?」

A子 「それが何か?」

B男 「そうじゃなくて、ハンバーグみたいな髪型したヤツがいたら、『あの人の髪型変~』ってなるだろう!?」

A子 「髪型の前に顔が……」

B男 「ハンバーグみたいな髪型以上に変な顔ってどんな顔だよ!? とにかく、おかしな髪型にはしないから!」

A子 「じゃあ、今流行の、オシャレな髪型にならしてもいい感じ?」

B男 「そういうのなら大歓迎だな」

A子 「あれっこりーみたいな形してるんだけど」

B男 「だからいつまでブロッコリー隠してるんだって! もういいよ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ