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笑いは世界を救う  作者: たくえりすきぃむ


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みにくいアヒルの子

A子 「ねぇねぇ。『見えにくいアヒルの子』って知ってる?」

B男 「『みにくいアヒルの子』ね!」

A子 「メッチャ眩しい!?」

B男 「そういうことじゃなくて! 姿形がみにくいんだよ」

A子 「おい、誰か顕微鏡を!」

B男 「小さくないの! 肉眼で見えるから!」

A子 「わかった! 見るからに怖そうな感じで目を合わせられないんだ!」

B男 「わかってなかったね! 他の雛鳥と違ってそいつだけ灰色なんだよ!」

A子 「他の雛はみんな蛍光の緑なのに!?」

B男 「なんの雛だ、その派手なのは!? 他のは白!」

A子 「雪山に行くと見にくくなるアヒルの子たちなのでした」

B男 「違う! 主人公変わってるから! 灰色のがみにくいアヒルの子なの!」

A子 「灰色のは白鳥の子だよ」

B男 「先にバラしちゃダメ! 最後にわかって『そうだったのかぁ』って話だから!」

A子 「『そういうトリックかぁ』」

B男 「事件とか起きてないから!」

A子 「『灰色のあなた、あなたが犯人です』」

B男 「そういう探偵とか出てこないの!」

A子 「どんなお話だっけ?」

B男 「だから、アヒルの子供の中に一匹だけ灰色のアヒルの子が混ざってるんだよ」

A子 「『どこの美容院行ってるの?』」

B男 「染めてない!」

A子 「『アッシュだね』」

B男 「ツヤなしのマッドな感じのお洒落じゃないから! 生まれながらに灰色なの!」

A子 「『キャン、ユー、スピーク、ジャパニーズ?』」

B男 「しゃべれるから!」

A子 「『ガァ』」

B男 「ごめん、しゃべれなかった! アヒルの子でした! でも絵本だから、しゃべれることにしといて!」

A子 「『ニホンゴ、チョットだけ、しゃべれマス』」

B男 「あぁ、もう、カタコトの設定でもいいから先に進めるぞ!」

A子 「『抜本的な解決策とは言い難いが、致し方あるまい』」

B男 「流暢にしゃべりやがんな、お前ぇは!?」

A子 「で、最終的に勝ち組になる灰色のみにくいアヒルの子(後の白鳥)はこの後どうなるの?」

B男 「先の展開をちょいちょい挟み込みながら聞くな! 一回忘れて! まっさらな気持ちで聞いててくれるかな!?」

A子 「了解でスワン!」

B男 「白鳥をからめたギャグを言うな!」

A子 「お~、これはスワンスワン」

B男 「白鳥ギャグ禁止!」

A子 「ガビ~ン」

B男 「オヤジギャグも禁止! ムカつくから! 黙って聞いてろ!」

A子 「じゃあお前は黙って話せ!」

B男 「どうやってだ!?」

A子 「いいから、続き教えてって!」

B男 「みにくいアヒルの子は他の子と違うからいじめられるんだよ」

A子 「『トゥシューズに画鋲が!?』」

B男 「なんでトゥシューズ履いてんだよ!? そんな陰湿なのじゃなくて、仲間外れにされるの!」

A子 「酷い奴らだ! 根絶やしにしてくる!」

B男 「お前の方が酷いわ! で、そんないじめに耐えていると、ある日湖に見たこともないような美しい鳥の姿を見るんだ」

A子 「ダチョウだね」

B男 「湖にはいないかな!?」

A子 「フラミンゴ!」

B男 「ちょっと派手かな!? 真っ白な美しい鳥だよ」

A子 「あぁ、鶴かぁ」

B男 「白鳥だよ! 散々言ってたろうが!」

A子 「白鳥が湖の中に沈んでたの?」

B男 「沈んでたんじゃなくて!」

A子 「まさか、コレは事件!?」

B男 「みにくいアヒルの子が成長した姿が湖に映ってたんだよ!」

A子 「そんな言い訳はいいから、とりあえず崖の上まで来てくれるかな?」

B男 「だからそういうサスペンス的な要素ないから! もういいよ」


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