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拝金主義
でも僕は、雨のたくさん降った日に見る万華鏡も好きなんだ。
そんなにじっとは見ないけどね。
今は何処にあるかわかんないよ。
一番僕が好きなのは太陽だ。
でも、万華鏡の美しさにも憧れている。
ぐるぐる回る綺麗な幾何学的な模様を見ているのは、まるで竜宮城で遊びほうけた大人のように、時を忘れてお爺さんになるかもしれない。
太陽は、限られた人しか見ちゃいけないってみんな言うでしょ?
万華鏡ならみんなどんどん見てくださいってお願いされるんだ。
太陽がすきだけど万華鏡を見ている僕は、とても寂しい穴にどんどん落ちていく。
それは僕も知ってるからこそ、時々無敵にならないといけない。
僕を無敵にするのはなんだと思う?
ピンチだよ。
危ないとき僕は、無敵になるんだ。




