子供達の部屋作り
その後、私達はエイミーや子供達と共に順調にツリーハウスを建てていった。
いよいよ、これからが子供達の学びの始まりだ。
ラフィが子供達に学びの説明を始める。
「さて、これから学びを開始するよ。まずは、君達が生活する部屋を作るよ。先程、建築したツリーハウスに、君達が好きなように部屋を作るんだ。無事に作り終えたら、明日からの予定を確認してね。確認の仕方だけど…部屋の壁に掛け時計がある。この時計が、スケジュールを管理しているよ。明日のスケジュールを時計に聞くんだ」
「は〜い」
子供達の返事にラフィはニコニコしなから、更に続ける。
「いいかい。部屋を作るには想像力が大切だよ。自分が住みたい部屋を細かくイメージするんだ。ツリーハウスは、1人一軒建てられてるからね。好きなハウスを選んで、思い思いの部屋を作ってごらん」
続いてブランカも子供達に声を掛ける。
「部屋には家具が必要よ。ベットやテーブルや椅子、カーテンや壁紙、照明なと…想像力を膨らませて、自分好みの家具やインテリアを配置してみてね」
「は〜い」
子供達は早速ツリーハウスを選び、思い思いの部屋を作っていく。
すると、あちこちからブランカを呼ぶ声が上がり始めた。
「ブランカ先生!ベンチみたいなベットになっちゃいました」
「うわ〜!テーブルが大きくて部屋いっぱいになった!ブランカ先生、助けて下さい!」
「ブランカ先生!」
「上手くできない!ブランカ先生、教えて下さい!」
「あらあら…順番に行くから待っててね」
ブランカはニコニコしながら、子供達の所に向かう。
「ラフィ、ブランカは子供達に人気があるようだ」
「うん。ブランカは子供達に好かれるんだよね。前からそうだったよ」
「なるほど…しかし、ブランカ1人に任せるのも心苦しい。手伝いに向かおう」
「そうだね。手分けして回ろう」
私達は、手分けして子供達の所に向かいアドバイスをし、家具やインテリアを配置していった。
「ふぅ〜やっと終わったわね」
部屋作りが終わり、ブランカが笑顔を見せる。
「サポートが大変だったけど、結構楽しかったよね」
「そうだな。子供達は苦労していたようだが、成し遂げた。なかなか優秀だ」
私達は、子供達が理想通りの部屋作りができホッとしていた。
「3人ともお疲れ様。大変だったわね。あまり手伝えなくてごめんなさい」
エイミーが申し訳なさそうに声を掛けてきた。
「ううん。エイミーにも手伝ってもらって助かったわ。私達だけでは、回りきれなかったと思う」
エイミーは、私達の補助をしてくれていた。
彼女が手伝ってくれたおかげで、予定より早く終わった。
「エイミー、君のおかげで早く終わった。感謝する」
「うんうん。エイミーがいてくれて良かったよ」
私とラフィの言葉にエイミーは嬉しそうに笑う。
「力になれたのなら良かったわ」
皆で談笑していると、後方から声が聞こえてきた。
「皆さん、お疲れ様でした」
振り返ると、ファンクがニコニコして立っている。
「ちょっと早いのですが、夕食が出来ました。よろしければ、子供達と一緒に食堂で召し上がって下さい。今日は、学び初日の記念すべき日なので、特別料理を作りました」
「ファンク、ありがとう。いただくわ」
「特別料理なんて凄いね。子供達も喜ぶね」
ブランカもラフィも嬉しそうだ。
「エイミーも良かったら、一緒にどうだろう?」
「サビィ、ありがとう。嬉しいわ」
私達はこの後、子供達と共にファンクが腕を振るった夕食を楽しんだのだった。




