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無題  作者: 名無し
1/3

無題


 地球の人間には色んなやつがいるけど、僕らを侮辱しているとしか思えないやつらもわんさかいる。


 酷い奴らは、僕を見つけた瞬間気持ち悪いとかいって殺しに来るんだよなぁ。


 僕が人間を殺せるほどの力を持っていたなら絶対あいつらは殺しておきたいなぁ…


 怖いし。


 ま、そんなことしたら他の奴らがぐわーって怒るからしないけどねぇ。


 数が多いって怖いよねぇ。


 すぐに情報が広がるし。


 僕は仲間と言える奴らがいないんだ。


 同種だろうと思える奴はいるけど、そいつらは僕と比べて知能が低いのか知らないけど、全然会話ができない。


 ま、同種の時点でどんぐりの背比べってやつか。


 いくら知能の差があったところで、僕らは人間には勝てないんだ。









 □



 捕まった。


 あいつらは全員白いものを身に付けていた。


 あいつらは、僕のことを変な呼び方をする。


 けど、あいつらは僕のことを殺そうとしないし、むしろ丁重に扱っている。


 そこは嬉しい。


 閉じ込められてはいるけど、元いた環境にすごく近いから、生活にも支障はないしね。


 あいつらは時々僕の体を調査する。


 研究でもしてるのかな。


 あいつらは研究が趣味なんだろうと思う。


 毎日確認しに来ては他の同種との、差を比べたり成長記録とかなんとかを記している。


 楽しいのかなぁ。






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