表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

浮遊層へ

作者: 寿々喜 節句

自分探しをした瞬間

この世に君はいなくなる。

唯一無二の存在の証明を棄却して

四季を感じることは不可能。

モノクロの閉鎖空間で無味無臭のディナーは

もしかしたら五つ星かもね、

なんて心にもないことを言ってみる。

一体いつまで虫眼鏡と格闘するつもりだろうか。

どこかにあるはずの個性なんて化学調味料じゃないか。

ナンバーワンだとかオンリーワンだとかくだらないことはいいから、

世界はここにあるのだと叫べばいい。

時がめぐって血がめぐる。

もうきっと着陸準備は整っている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 良いですね〜。 なんか、すごく味がある詩です! >時がめぐって血がめぐる。 もうきっと着陸準備は整っている。 なんか、ワクワクして来ます! 叫んでしまおう!! 「世界は、私だーー!!…
2021/08/14 21:13 退会済み
管理
[良い点] 後半の、ナンバーワンとかオンリーワンとかくだらないこと……この表現がすごく良かったです。 全部の中心は此処だ!って感じが。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ