『異質的観念性の思想』
『異質的観念性の思想』
㈠
何かを異質に思う時、それは、自己が異質か、周囲が異質か、ということになるだろう。
㈡
郷に入れば郷に従え、という言葉があるが、何れにせよ、自己が実存出来る状態にせねばるまい。
㈢
此処で、異質的なものを、観念で捉えれば、ともかく、自己でも周囲でも、異質は観念把握できる。
㈣
すると、その場所を把握できれば、自由に自己身体を、その場に任せることができるだろう。
㈤
精神的にも、異質的観念把握が出来ているので、何かに左右される心配もない。
㈥
異質的観念性の思想とは、まさに、その場所において、自己を周囲から守る思想だと言えよう。