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REPEAT  作者: ななみん
5/5

悲劇SHOW ―被害者:K―

放課後、俺は足早に屋上へと駆け上がった。


教室で少し時間を食ったから、もしかしたら遅刻なのでは、と思ったからだ。


屋上へ着くと、大介と…水星がいた。

が、何故か企画者の愛乃がいない。

「あれ?アイツいねぇの?」

愛乃のことなら、多分水星の方がよく知ってるだろうと思った。正直聞きたくはなかったが。

水星はこちらをチラ見するなり、こう言った。

「いやぁ彼氏さんだから?やっぱ?彼女さんのことが?心配なのかな?」

…コイツ!!ほんっとうに腹が立つ!!

「当たり前だろ…って、オイ!!」

あぁ、やっちまった。つい本音を口に出してしまった。

「当たり前?やだ〜。本音が口に出てるよ、ヒヒ」

案の定、追い打ちを食らった。

コイツは口で言っても聞かないようだ。

軽く殴ってやろうと手をあげた瞬間、大介に腕を抑えられた。

「…だめ。」

物凄くじっとりした目で訴えられたので、流石に、引き下がるしかなかった。


そんな下らない事をしているうちにアイツがきた。まぁ、理由はなんとなく察している。少し怒りの感情と疲労の感情が表情に滲み出てる。

「またクラスメイトに絡まれてたのか?」

クラスメイトに呆れ…お疲れさんという意味でうっすら笑みを浮かべてみる。

まぁ、アイツが結構大変だって言うことは知っているつもりだった。

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