ファンタジーを増やしたい!
「痛てて」
僕は意識が復活し辺りを見渡す
そうするとだんだん昨日何があったか鮮明に思い出すことができた
(魔力切れしたのか…)
そう思って僕は準備を済ませ休みの日に時を戻し能力者との戦闘に期待を膨らませて外へ出た
外に出ると当然僕が能力者だとはバレていなかった
「はぁ~、そううまくもいかないか…」とつぶやいていると突然悲鳴が聞こえた
「キャぁぁぁぁぁぁぁ!」
ボケはその悲鳴が聞こえた方向に面白そうだから走っていった
現場に到着すると恐怖で怯える男と炎のたまを投げ続ける女が居た
「うちに絡んできた落とし前をつけろよ」と魔法を使ってる女が言った
「なんでだよ!少しナンパしただけじゃねぇか!」と男が叫んだ
「アレの何処がナンパなの?突然話しかけてきて拒否したら腕掴んで引っ張っていったじゃない」と言われた男は何かを反論しようとするだが反論したとしても別のことに置き換わるだけだと気づいたのか諦めた
僕はこの空気と目の前で起こった出来事が苦手だからすぐに離れようとした
刹那炎の玉が僕の頬を掠める、いや正確には熱を感じ取っただけだが女が魔法を投げてきたことがすぐに分かった
「おい、お前逃げてるやつ、絶対にこの事を口外するなよ?」僕はとっさの判断で「は、はい……」しか言えなかったがすぐに見逃された
なんでだろうと思っていると1つのことを思い出して納得した
(性別が変わっていたことを忘れていたな…)
それから平和な街を放浪しているとそこまでファンタジーが多くなく、能力者もさっきの件以外では全く見かけなかった
一方その頃……
魔法を使っていた女こと〈小東 みなみ〉はとても不安になっていた
「はぁ~、さっきの目撃者口止めを一応したけど大丈夫かな~、私のことを口外すれば記憶を消されかねないんだよなぁ
無事だといいけど」
小東 みなみは、そう言いながら現場の後処理をする
「あれ?おかしいな任務終わったはずなのにまた追加されたぁ」
小東 みなみは特徴的な着信音を聞いてスマホを確認する
「あれ?さっき見た子じゃない?」
新規能力者の勧誘の任務だったが興味があるみなみは事前調査を開始するのだった…




