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作者: シルバック

3月の下旬ごろ明日も朝早くからバイトがある。

今日もバイトかと気分が下がっているとスマホから軽やかな着信音が聞こえてきた

自分で言うのも少し変だが自分は頻繁に連絡を取り合う友達も恋人もいない

こんな夜遅くに誰だろう?と不思議に思いながら電話に出てみると聞き覚えのある少し高めのふわふわした声が聞こえてきた。自分は少し顔をしかめた。

電話をかけてきた相手は二年前受験の時期のすれ違いで別れてしまった元カノの友理奈からだった。


友理奈は少し落ち込んだような声で「久しぶり。今少し話せる?」といった

ちょうどストレスで夜寝れていなかったので「明日バイトだから少しだけなら話せるよ」と答えた。

友理奈とは一年半くらい付き合ってたし、別れてからも相談など数か月間は連絡取り合っていたのだが、それもどんどん少なくなっていった。

話を聞いてみると仕事がうまくいっていないらしい。上司のセクハラがひどいだとか、人間関係うまくいってないとかいろんな愚痴を聞かされた。

深夜2時を超えたころに「明日バイトだから切るね」と言って電話を切った。


明日もバイトなのと疲れていたこともあってその日はすぐに眠りにつくことができた。


その日を境にLINEで話し始めた。最初は別れてからどうしていたとか、大学はどこに進学したとか、仕事や趣味の話をしていたのだが、話し始めて半年たったころに友理奈から久しぶりにどこか一緒に出掛けてみたいと遊びに誘われた。そのときはたまたま大学が長期休みで時間を持て余していたし、おれも会いたいなと思ってたから快諾した。

遊ぶ日程やどこに行きたいのか話し合って付き合ってた頃用行っていた駅前の喫茶店に行こうという話になった。

その喫茶店は店主の人柄やお店の雰囲気がよく好んで通っていた。

久しぶりに会うからか少しだけ緊張しながら家を出た。待ち合わせに指定された場所につくと少し髪が伸びて大人っぽくなった友理奈がいた。

綺麗だなと思い見とれて声をかけるのを忘れてしまっていたら。俺が来たことに気が付いた友理奈が嬉しそうに近づいてきた。

友理奈の犬みたいなところが好きだったなとその姿を見て思っていると

「遅いよ。何分待ったと思ってるの!遅れるなら連絡してくれてもいいじゃん!」と少し怒ったように言ってきた。

「来る途中のみちで交通事故があったみたいで交通規制されてて、少し回り道してきたら遅れたごめん。」というと

「仕方ないから許してあげるよ。早くいかないと席埋まっちゃうから早くいくよ。」と言って先に行ってしまった。

喫茶店について店内を見てみると店内は高校生の時のままの雰囲気ですごい懐かしい気持ちになっていた。いつも座っていた席に着き、私はコーヒーを、友理奈はコーヒーが飲めないのでキャラメルラテを頼んだ。あとこのお店は自家製のプリンがおいしいことをおもいだしたので、プリンも一緒に頼んだ。


喫茶店ではいろんな話をした。例えば、同級生と遊びに行ったときにそいつがナンパしようとして綺麗に玉砕してた話や最近仕事はうまくいってるのかなどの他愛もない世間話だ。


その日は楽しく話した後午後4時ごろに解散した。


それから友理奈とはいろんなところに出かけたしたくさん話した。もともと付き合ってたのと円満に分かれたこともあって俺は少しずつ友理奈に対して好意を寄せ始めていた。

そう思い始めるともう止まることができずどんどん友理奈のことが好きになっていった。


少しずつ友理奈と俺の関係が変わっていった。もちろん友理奈と復縁したいと思っていたのだが今の関係が壊れてしまうのがこわくて伝えることができずにいた。

その時期からなんとなく友理奈が元気なくなっているように感じていた。


好きだと実感してからしばらくして俺は過労で倒れてしまった。学費を稼ぐのに必死で働きすぎていたみたいだ。命には別状はなかったのだが、念のため数日間入院することになった。

友理奈にそのことを伝えるととても心配してるように感じて少しだけうれしかった。

倒れた次の日、友理奈がお見舞いに来てくれた。



「大丈夫?倒れたって聞いてすごい怖かった」と友理奈はとても心配した様子で言った。

「大丈夫だよ。ただの過労だよ数日休んだら退院できるからそんな心配しないで。」と俺は友理奈にいった。

それでも友理奈は心配そうにしていた。俺は友理奈のことを安心させたかったが口下手でなんて言えばいいかわからなくなっていた。

しばらく沈黙が続き、友理奈が「もう帰るね。意外と元気そうでよかった。」と言って病室を出ていこうとしたとき、とっさに友理奈を呼び止めていた。俺もなぜ呼び止めたのかわからない。今思えば離れたくないと思ったのかもしれないし、友理奈が今にも消えてしまいそうなくらいつらい顔していたからかもしれない。

友理奈は少し驚いたように、「なに?急に」といった。

俺もなぜ声をかけたのかわかっていなかった。

「ごめん。なんでもない」と俺は言った。

友理奈は出て行ってしまった。その後ろ姿はなんとなく悲しそうだった。


それから友理奈と連絡が途絶えた。

今どこで何をしてるのかもわからないし、生きているかもわかんない


あの時ちゃんと伝えれてたらまだ話せたのかなと思うと後悔が募る。




はじめて書いたから文章下手ですみません

終わり方わからなかったからめっっちゃざつに終わってしまった

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