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きっと。  作者: 桜乙
5/5

2-1

今日は良い日


だったと思う。


私の心も晴れて


彼の情報も


たくさん入手。


名前:雅人


学校:東南中


習い事:塾


趣味:読書


だけど・・・


《初めまして》


一ヶ月前から


何のために


公園に通ってたんだろう。


結局気付いてない。


私の一ヶ月は


無駄だったかな。


ていうか


真面目にムカツク。


でもきっと明日は


話せるだろう。


「はぁー・・・」


とため息を付く。


と同時に


ノックの音。


「ハルカ。


速くお風呂入りなさい。


パパ待ってるわよ?」


「うん・・・今入るよ。」


「遅いんだってば!!!」


と夜に母の雷が・・。


「わかったよ。」


私は【罪と罰】を持ち


お風呂へ向かう。


お風呂でも


雅人の事を考えたい。


雅人におぼれたい。


なんとかアピールするために


とにかく本を読むこと。


今の私には


そんなコトしかできないんだ。








PrrrrrrPrrrrrr・・・・・♪


「はいはい。」


パタパタとスリッパの音が


響いた。


「もしもし、斉藤でございます。」


「椎名マキの母です・・


あの娘が・・・


そちらへ伺っていませんか??」


「来ていませんけど・・・


何かあったんですか??」


「えぇ・・マキが・・・」









周りでは


大変なコトが起きているのに


私は一人


自分のためだけに


本を読んでいた。




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