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鶫真夜見
〇鶫真夜見
「・・・・・・ぼくが貸した本はどうだい。」
「・・・・・きみもスケベな人間だよね。」
「女子の本を借りるなんてさ・・・・」
「・・・・・・・ふふふふ」
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
「ところできいてもいい?」
「君に話してきた女子は・・・・・・・誰?」
「友達かな? それとも恋人?」
「・・・・・・なんでほかの女子と話すかな?」
「約束したよね? ぼく以外の女のひととははなしたら駄目て」
「きみは猿なのかな?」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
「・・・・・まぁ、過ぎたことをいっても仕方ないよね。」
「何回いってもきみは忘れるとおもうしさ・・・・」
「・・・・・・・だからね」
「・・・・・・この学校に来る必要ないよね。」
「・・・・・・ぼくはそこそこ頭が良い」
「だから君の家庭教師にはなれるはずだよ。」
「(ほんとうにこんな学校なんていらない。)」
「(ぼくは初めから君と過ごしたいだけだから)」
「・・・・・・さぁ・・・・・一緒に帰ろうか?」
「(永遠という名の・・・・・・・愛の家に)」
「・・・・・・ふふふふ」