ある夏の日のお話 ~トシ視点~
どうもこんばんは。
☆4IPON☆(あいぽん)です。
先に言っておきます。この作品は連載ですが、二話で完結します。ちょっと長い短編程度の気持ちで読んでいただきたいです。
それでは、人生の1ページ、お楽しみください。
子どもの頃の話。
とても不思議な体験でした。
私自身、20歳になった今でも、よくわかっていないことも多いのです。
今日、私はあの日のことをお父さんから詳しく聞きます。
その前に、私の体験を、先に話そうと思います。
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トシ「お母さん、お腹が痛いよ...。」
ミナ「あら、大丈夫?おトイレ一緒に行きましょうか?」
トシ「いいよ、僕、もう一人で行けるもん!」
ミナ「あらそう?気をつけてね、すぐそこだけど。」
私はあの日、家族三人でキャンプに行ってました。
私はお腹が痛くなって、トイレに行きました。
トシ「うぅぅ、痛いよぉ〜。」
??「ドンドン、ドンドン、ドンドンドン」
何度も扉を叩かれたのを覚えています。
トシ「今入ってますよ〜?」
??「トシ!?トシなのか!?おい、返事をしろ!!」
お父さんは、なぜか慌てて、私の名前を呼んでいました。
トシ「もう、まだ途中なんだから、ちょっと待ってよ。」
ユキ「おう、早く出てこい!早くするんだ!」
何を慌てているんだろう。
心底不思議でした。
私は、水を流して外に出ました。
ユキ「トシ!!」
外に出た途端、私はお父さんに抱きしめられました。
私は、訳も分からず、泣きながら私の名前を叫ぶお父さんの声を聞いていました。
後日、私のお母さんが亡くなったことを知らされました。
自殺だったそうです。
理由は、教えてくれませんでした。
今日、私はあの日のことをお父さんから詳しく聞きます。
お母さんはなぜ、自殺したのか、私に何があったのか。
はっきりさせるべき。そう思っていました。
多くの謎を残して、今回はここまでです。
次話は、解決パート。お父さんが語ってくれる回になります。もう一度言いますが、次話で完結します。
それでは、次回も良しなに。