表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

009 奴隷を探しに行こう①

この世界には実は奴隷がいるのだ。

主な区分としては、

親が借金をしたり、自分自身が借金をしたりしてお金が払えなくなった時に自分が奴隷となることでお金を払う借金奴隷。

殺人などの犯罪を起こして奴隷となった犯罪奴隷。

戦争をしたときに相手国の国民を奴隷とする戦争奴隷。

この3つの区分で成り立っている。

貴族などが基本買うのは借金奴隷だ。犯罪奴隷や戦争奴隷は安いが奴隷が反抗してきたりすることもあるからだ。だからこそ、借金奴隷は高かったりする。

そしてなぜ俺が奴隷のことを忘れていたのかだが、日本人として奴隷はあまり受け入れることのできないものだったからだ。しかし、今後過ごしていくうえで絶対奴隷と関わる機会はあるはずだし、今から慣れていくべきだろう。

「なるほど。そうすればいいんだね。」

「ああ、予算は金貨100枚渡すから、その100枚で自分の気に入った奴隷を買ってくるといい。ま、鑑定を使えないアルには一番いい奴隷を見つけるのは難しいかもしれないけどな。」

そういって、がははと笑うお父さん。しかし残念ながら俺は鑑定を持っているんだよなあ。

「わかったよ父さん。いい奴隷を見つけてくる!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、奴隷商まで歩いていくわけだが、その間にどんな奴隷を買うか決めておきたい。

金貨100枚なら借金奴隷はおそらく1人しか買えないだろう。それならばとりあえずは専属のメイドおよび護衛として働いてくれるような能力値とスキルを持った人を買いたいところだ。それともちろん年齢も同年代がいい。将来一緒に働きたいしね。それに同年代ならしっかりと育てていくこともできるだろう。

っとそんなことを考えていると奴隷商が近づいてきた。どんな奴隷を購入することができるのか気になるが、こちらから友好的に近づくようにしないとな。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ