雨の降る手紙
私はきっと…。
欲の塊なのだろう。
まず、この小説を見つけてくれてありがとうございます!
この小説は一応短編なので5分未満くらいで読めると思いますので良かったら沢山読んでください!
少しネガティブな部分もありますが、現実世界をモチーフにしておりますのでお許しをっ…!
私は欲にまみれている。
今この時、この時間、世界は欲にまみれているのだろう。
だが、私はもっと欲にまみれているのだ。
私には好きな推しがいる。
推しにお金をかけるのだ。
お金をかけてお金が無くなりまたお金を欲するのだ
私は欲にまみれている。
私には欲しいものがある。
推しとはまた違った欲しいもの。
しかし、欲しいものは手の届かないものばかり。
それでも私は欲しくて欲しくて堪らない。
私は欲張っている。
私にはしたい事がある。
だけどそれは、私にはできない事。
したくて、したくて、したくて、したくてしたくてしたくて
どうしてもしたくても、鳥籠のような場所にいる私は出来ない。
それなのに。私は欲を出しているのだ。
私には母がいる。
私に出来るだけ尽してくれる母が。
母が沢山尽してくれているのに私はそんな母にさらに欲を出している。
母が色々な事をしてくれてきたのに私は。
私は、欲ばりなのだ。
私は、世界が嫌いだ。
欲にまみれているこんな世界が大嫌いだ。
自分の利益しか考えられないこんな世界が大嫌いだ。
でも、それ以上に自分自身が大嫌いだ。物凄く大嫌いだ。
この世界以上に私は欲深く醜い生き物だ。
私は欲にまみれている。
「こんな自分なんて」っと死のうと何度も思った。
そしていざ決心して死のうとした。
もう心残りなんてないと。
できなかった。
私はやはり欲にまみれていたのだ。
こんなに自分が嫌いであるのに死ぬのは怖くてたまらないのだ。
未だ生きたいと思っているのだ。
心残りがたくさんありすぎたのだ。
たくさんの愛を受け取りすぎたのだ。
私は欲にまみれている。
私は欲に呑み込まれている。
そんな私は欲を愛している。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
次回もまた短編作る(予定)ので良かったらまた、見に来てください!
次回をお楽しみに️( ˙︶˙ )