今日の書記
この作品は自分のものではありません。他の人が書いた、その人の作品です。
彼には時間がありません。
あといくつ自分に頼むかもまだわかりません。
けれどもどうか、どうか彼のために心のどこかで覚えていてください。どうか彼のために、私ななるからのお願いです。
言葉は不思議だ
持つヒトによって形が変わる
君のはknifeだ
昔は鋭いknifeだった
なんにでも噛みつく君は
あまりに子供っぽくて
よくからかわれてたね
今は柔らかい、
けれどknifeだ
手紙の君は随分柔らかくなった
僕の知らないところで沢山傷ついて
何度も折れて直って直されて
ひっそりと噛みつくことを覚えてしまった
knifeが“k”を隠すように
君はknifeを隠そうとした
君の声はどう変わっただろうか?
手紙の文字は線が随分細くなった
僕の言葉はなんだろう
僕の声はどうだろう
手紙の文字は変わってますか?
素直な君にはまだ会えますか?
白く綺麗なベッドの上で
君のknifeを待っています




