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※改題済み 電脳世界でスライムライフ!  作者: 虚しき蛙
第1章 スライムに生まれて
3/100

3:はじめてのおつかい、というか狩り

 ハァ…ハァ…。体から力が抜け、地面にだらしなく溶けだす。為す術もなかった。逃げたと言ってもステータス5では限界がある。


 おそらく襲撃者は俺に気付いていたし、今も感知されているだろう。まさに道端の小石と言ったところか。ハハッ。笑えない。


 最初は戸惑っていたものの、この数ヶ月で、母ちゃんを家族として認識しつつあった。そんな母ちゃんが襲われて、俺にできたのは逃げることだけ。

  正直、凄く後悔してる。


 だから、後悔するのはこれで最後だ。

俺は最強になって、大切なものを守れるようになる。


 いやいやそう決めたからってこれはないでしょう神さま仏さま?!

 襲撃者から逃げること10分位。たどり着いたのは蜘蛛の巣。え?あ、主が来た。プルプル、僕悪いスライムじゃないよ?蜘蛛の動きが止まる。説得も可能かな?

 ってギャアアアアア!いやお前毒飛ばすんかい?!言っとけよそういうの!とまぁ毒をくらって死にかけている現在。

 その後、あれ?毒効いてなくね?て思って鑑定してみたら能力が増えてた。その名も、【毒吸収】。


『スキル:毒Lv1を取得しました。』


 うん、こんな風にくらった毒を自分のものに出来ると。強い(確信)。

 ただねー、蜘蛛って牙も使えるんですわ。ステータスの差は絶望。液状になりながらも蜘蛛の噛みつきを済んでのところで躱し、分裂を始める。30体程に増えたところで、重みに耐えきれず蜘蛛の巣が潰れた。計画通り。


 いやー、蜘蛛さん怒ってんねー。でもね、あんたもう俺のフィールドの中なんですわ。早速分裂体を壁や天井に貼り付けて、背中の岩に毒を塗っていく。ある程度時間はかかるけど、その間蜘蛛は足止め用の軍隊に苦戦中。数って怖い。


  そして一斉に、【尖岩射出】!大量の毒付き石礫をくらって、ついに蜘蛛は絶命した。


『Lvが4にアップしました。』

『ステータスが上昇しました。』

『スキル:毒Lv1が毒Lv2になりました。』

『スキル:温度変化耐性Lv1が温度変化耐性Lv3になりました。』

『スキル:尖岩射出がLv1から尖岩射出Lv2になりました。』

『スキル:転がるLv6を取得しました。』


 おっ、Lvが上がった。しかし4かー。一気に10くらい上がると思ったんだけどなー。この蜘蛛割と強敵に感じたけど、この洞窟内では大したことないのかな?まぁいいや。とりあえず自分を鑑定してみる。


〖名無し〗

種族:ロックスライム

Lv :4/50

HP :16/16

MP :16/16

攻撃力:16

防御力:50

魔法力:16

素早さ:50


能力:【心の目】【変化】【分裂】【人間語】【毒吸収】


スキル:【転がるLv6】

【温度変化耐性Lv3】【尖岩射出Lv2】【毒Lv2】


称号:【転生者】


 いやちょい待てや。素早さの防御の上がり幅おかしいでしょ。転がるをLv6で取得したあたり、高速でぶつかる要塞と言ったところか。種族的なあれかな?


 そうそう、人間食べまくってたら言語も手に入れた。やっぱあれか、敵を食べたらスキルが手に入るのかな?


 スライムだけの特性ならいいんだけど、もしそういう世界なら、敵が見た目にそぐわないスキルを持っている可能性も高い。まぁそれはあとから考える。


 とりあえず蜘蛛実食。うーん。不味い。まぁ不味いもんなんて食べ慣れたからいいけど、やっぱ人間に変身したら美味しいものも食べれるかなー。人化ルートもありだね。


 さて、この食事のメインであるスキル取得、どうなるかなー?


『スキル:噛みつきLv1を吸収しました。』

『ポイズンスパイダーの遺伝子情報を取得しました。』


 そうそう、初めて食べた種族からは、遺伝子情報が手に入る。普通の変身がMPを消費するスキルなのに対して、遺伝子情報を手に入れた生物には無償で変身できる。


 今持っている遺伝子情報は人間に偏っていたから、魔物のストックが増えるのは嬉しい。仲間のふりして近づいて、背後からグサッといけるわけだしね。


 噛みつきの方は結構単純。噛みつきの威力が上がる。スライムの場合勝手に体が牙に変形する。単純だからこそ、使い勝手が良い。

初めての獲物だ。しっかり完食しよう。そして、強くなるためにまた狩りに出かける。


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