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※改題済み 電脳世界でスライムライフ!  作者: 虚しき蛙
第1章 スライムに生まれて
2/100

2:襲来

 え?俺の種族?君たちは何も見なかった。いいね?

 はい……。弱小種族No.1のスライム先輩ですありがとうございましたァ!!!しかも10センチ程度の大きさという。


 ちなみに甲羅があってそこから20本くらいの尖った岩が生えてる。色は定番の青だね。どっちかと言うと藍色の方が近いけど。諦めるのはまだ早い。上位種だったらまだ救いようはあるしね(震え声)。


 まぁ落ち込んでても仕方がないしね。というか腹減った。やっぱ狩りが定番かな?静まれマイストマック。とか思ってたら巨大なスライムが来た。見たとこ10mくらい?俺と同じで背に岩が生えてて、色は半透明の黄色。

 え?誰?母ちゃん?餌持ってきてくれたのかな?見たとこ害意は無さそうだしなー。


         ボテッ

 あ、マジで?これ食えと。死体?しかも人?うわっ抵抗感あるなー。

 むしゃむしゃ。空腹って怖ぇぇ。あっさり頂けたよ。なんか書物的なのもゲットしたし。なにこれ?スキルの書?


『鑑定:LvMAXを取得しました。』


 鑑定チートKITAAAAA!Lvが何でMAXなのか分からないのは惜しいけど、それを差し引いても有り余るくらいのメリットがある。やったぜ。まず自分の情報を開示っと。


〖名無し〗

種族:ケイブスライム


Lv :1/50

HP :5/5

MP :5/5

攻撃力:5

防御力:5

魔法力:5

素早さ:5


能力:【心の目】【変身】【分裂】


スキル:【温度変化耐性Lv1】【鑑定LvMAX】【尖岩射出Lv1】【思考Lv1】


称号:【転生者】


 なるほどね。やっぱりステータスひっくいわ。そらね、Lv1だからね。というか変身と分裂も気になるな。後で試して見よっと。そして最後に目を引くのがこの称号、転生者。やっぱ前世はあったわけだ。まぁ今の俺にとっちゃどうでもいいけど。


 ぞろぞろ。人を使うのは疲れちゃうなー(棒)え?何してるかって?決まってる。分裂した自分をこき使ってるんだよ!なるほどこの分裂のスキル、中々えげつない。ステータスを少し減らして分身体を一体作るらしい。そして数の上限はなし。

 というわけで早速50体まで増やしてみた。どれだけ増やしても1で止まるみたいだけど、ステータスなんてあってないようなものだしこの際気にしない。

 あの後色々スキルを試してみた。


 まず鑑定。残念なことに相手の情報は見れないみたい。鑑定チートは遠いぜ…。


 次に変身。これも中々強力かな?相手の姿とステータスを真似る。ステータスは大体半分くらいになるらしい。


 思考については脳の働きを補助するらしい。つまり俺が知的生命体足りえなかった訳じゃない。ないと言えばない。


 尖岩射出は名前の通り、背中に生えてる岩を飛ばす。ここにも俺が分裂してる理由がある。変幻自在な形になれるスライムの性質上、分裂しても大きさは変わらない。よって、単純に射出する岩の数が50倍に増えるのだ!


 やったね兄貴!これでドラゴンも倒せますぜ!……まぁそんなことはないだろうね。そもそもドラゴンいるかも分からんし。


 俺がそうこうしている間も、母ちゃん (?)は見守っていて、時々餌をくれる。ニートなんだから餌が不味いなんて言えないよね。

  母ちゃんで思い出したんだけど、スライムって大体心の目で周りを見るっぽい。資質って種族的な特性もあるのかな?


 なんて考え事をしてたら、突然母ちゃんに大穴が空いた。へ?どう考えても俺より100倍は強い母ちゃんが?ワンパン?状況は理解できない。だが、気がついた時には地面を滑って逃げていた。

定期的に修正していきます。

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