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久しぶりに書きました。なかなか進みません

「ここはどこ?私は誰?」


はい。今日も元気に現実逃避している高橋伊織です。一人ぼっちでボケをかましてみましたが突っ込んでくれる人は誰もいない。前方に広がる平野。後方には森。「私は誰」は冗談としても本当にここはどこなのでしょう。昨日ゲームして寝たよね私。自室のやわらかお布団で。で、起きたら気持ちの良い風と鳥のさえずり、自然のお布団である草で寝ていたわけだけども状況がわからない。情報といえば右下に見えているゲームの画面?のような物だろうか。説明しにくいのだけれどチャット画面とかログ画面?のような画面が視界右下にちらっと見えている感じでしてその画面に「イオリがログインしました」のひとこと。マサカコレハゲームダッタリ?


「いやいやいやそんなわけない・・・よね?」


自分で発した言葉がむなしく消える。そんなはずは無いと気持ちではわかっていながらも視界から取り入れられる情報は現実を訴えかけてくる。とりあえず落ち着くためにも現状を整理しよう。


立ち上がり辺りを見回して見るが人の気配はない。立ったことで少し先を見ることができ舗装された道があるのを確認することができた。よかったあれを進んでいけば人のいるところへ行けそう。


今の格好は魔法使いって感じ。あれこの格好て…


「ゲームのアバターの格好…よね」


現実ではショートの髪も艶やかなロングヘアーに。フードのついたローブから見える肌は白くすらっとしている。顔は確認できないけれど今身につけている物はガチャで出した愛用の虹レア装備に似ている。


腰についている小さな袋に手を入れてみれば右下のログ?画面が反応し【アイテム一覧】の表示が出てくる。


アイテムには【ポーション】や【気付け薬】【レッドフロッグの皮】に至るまで見覚えのあるものが並び、ここがゲームの世界であるという信憑性が増していく。


仮にここがゲームの世界であるとして私魔導師だから敵倒すとかできないはず。基本的支援系スキルか回復系スキルか使えない。そして現在地森であることを考えると…私終わったな。


現実に絶望していると画面が切り替わり【初心者ミッション】と表示される。

【初心者ミッション】

1魔法を使ってみよう

2魔物を倒してみよう

3人に会おう

4ギルドに入ろう


お、おう。平和な日本で過ごしてた人間に初っ端から「魔法を使おう!」てアホだと思う。でもこれ以外に指標もないしやって見るか。

ーーーーーーーーー


「どうしてこうなった…」


私の周りにはクレーターとうさぎらしき魔物の皮と肉が落ちている。まさか私やらかした?

ありがとうございました

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