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七彩武装(プリズムアーマーズ)  作者: 松岡透
零章  七彩集結編
5/24

第4色 拠点

前回のあらすじbyロイゼ


ん?あらすじも俺がやるのか?


まあいい。


えっと?前回は、あの二人...コノハとユッカが俺の城にやって来て、かなり驚いていたんだったっけ?あ、そうそう。自分が勇者ってことに驚いてたんだ。


今回は、その続きからか。


まあ、読んでいけ。

「プリズム、アーマーズ?」


「そうだ。それがお前達を呼んだ理由だ」


壮大すぎる話に理解が追い付かないですが、大変なことだけは理解できます。


「で、でも、残りの五人はどこにいるのですか?」


「...恐らく、この国とは別の国にいると思われる」


しかも、この予言のような神話が伝わっているのは、この国だけだ、と続ける王様。


「そ、そんな、ならどうやって集めるのですか!?」


「そこはこれを読んでみろ。俺は解らんが、お前らならわかるかもしれないしな」


また二人で熟読します。


『七彩武装は、夢と現世(うつしよ)を繋ぐ架け橋。彼らは、両世界に現れる災禍を祓うものなり。彼らは、同じ学舎(まなびや)で時を過ごし、(やが)て集いしとき、初めてその世界を共有する』


「これは?」


反射的に、コノッチのほうを見ます。


コノッチは期待どうりに通訳してくれました。(はっきりいってチンプンカンプンでした。)


「要するに、僕たちは現実とこの世界を行き来して、災禍、つまり、トラブルを解決する。で、一応僕たちの通う学校は同じ場所だけど、知り合いではないという意味かな?そして、この事件で初めてその顔を会わせる。」


「へえ...で、どうやったらこの世界と私たちの世界を行き来できるのかな?」 


「ごめん、そこまでは解らない」


「まあ、そういうことだ。そういや、お前らって、この世界での拠点はあるのか?」


「「...」」


確かに、この世界にも私たちの拠点は必要かもしれないけど、当てなんかあるわけない。と思っていたら、


「その様子だと無さそうだな?なら、俺が用意してやろう」


「え?どうやってですか?」


「簡単だ。俺の所有する館のうちのひとつをやろう」


「「...」」


ダメだ、スケールが違いすぎます。


「なんだ?ダメか?実際は一回も使用してないが?」


「いえ、そういうことではなくて、その、あまりにも唐突すぎて...驚いていただけなんですが...本当にいいんですか?」


「ああ。今すぐにでも手配しよう」


・・・・・・


・・・・


・・


と言うわけで、やって来ました本物の館。


「でっか?!」


ちょっと待って?!この館でかくない?!!


余裕で5世帯賄えるよ?!!!


何坪あるの?!!!!


すげーーー!!!!!


....って、少し興奮しすぎました。


私は興奮すると超タメ語になってしまいます。


許してください。


「で、本当にこの館をもらってもいいんですか?」


「ああ。お前らの好きにしろ」 


ただし、と一言付け加えて、


「家事はお前達の力で何とかしろよ?」


「任せてください。こう見えても家庭科の成績はずっと5なんで」


「...俺には、その成績がいいのか悪いのか解らない」


最高ランクですッ!!


と、面と向かって突っ込めるわけもなく取り合えず放っておく。


・・・・・・


・・・・


・・


で、取り合えず王様と別れて、早速家の中に入ってみる。 


家の中も、やっぱりきれいだった。


部屋の数が半端なかった。一部屋あたり18畳あった。広すぎ。


で、一回迷子になったのは秘密。


数えてみたところ、約30LDKだった。これ、七彩武装が全員揃ったとしても一人4部屋使える計算。さらに、部屋だけで540畳。さすが王様様様。...文字にすると読みにくい字ってあるよね。


まあ、それは置いといて。


取り合えず、一人一部屋使うことにした。隣同士で。


着替えもないので、そのままの服装でベッドに寝っ転がる。 


疲れていたのか、そのまま寝落ちしてしまったそうな。


・・・・・・


・・・・


・・


翌朝、起きると日本にいた...なんてことはありませんでした。


いつもとは違うベッドでよく眠れず、朝寝坊常習犯の私でさえ朝6時に起きれました。


そういえば、この世界での時間の進み方ですが、ゲームの時と同じなら日本のそれと全く同じものです。付け加えるなら、曜日の呼び方が少し違う程度でした。この世界にも、一応魔法があるのですが、その7種類の属性を日本の曜日に当てはめています。


日曜日→光曜日

月→闇

火→炎

水→氷

木→風

金→雷

土→土


のような感じです。


土曜日だけ変わってないことは突っ込まないでください。私が決めたわけではないので。


と、説明の合間に部屋の外へ出て、隣のコノッチの部屋をノックします。 


早いうちに、今後の予定も決めておかないといけないのです。


「どうぞ。開いてるよ」


と律儀に声が帰ってきましたので、扉を開けます。


コノッチは、毎朝5時半には起きるのですしかも、どんな場所でも状況でも。私とは正反対です。


「今後の予定のことでしょ?」


入った瞬間に言い当てられます。エスパーですか?


「やっぱり。心配性の友夏里だからそんなことだろうと思った。実は、僕はどうすればいいかの大筋はもう決めているよ。」


「早ッ?!」


思わずタメが出てきました。


「今後は、冒険者として活動して、この世界の情報を集めよう」


「...主にどんなことをするの?」


「冒険者組合で討伐なんかの依頼をこなす」


「賛成!」


またテンションが上がってしまいました。実を言うと、かなり楽しみだったのです。この手の冒険をするのが。


異世界転生系の小説の時、なんでみんなこんなに怖がるんだろうってずっと思っていたのですが、今回がいいチャンスです。


「...と言うわけで、次回は初めての討伐イベント!乞うご期待!」


「えっと...誰に言ってるの?」








すいません!!!!!


前回の投稿からかなり時間が空いてしまったことをお詫びします。


松岡透です。


久しぶりに登場しました透ですが、少し言い訳させてください。


熱持ちの胃腸炎を患ってしまいばたんきゅー状態でした。


それでも遅れてしまったことには変わりはないので謝罪させていただきます。


さて、今回はそこそこほのぼの(?)のような、何もない回だったのですが、次回から大きく動きます。まだまだ未熟者ですが、これからもよろしくお願いします。


あとがきでした。

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