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過去→現在→未来

 十年前の僕へ

馬鹿みたいにまじめだったね。

そのまじめさは今でも少しは生きているみたい。


 六年前の僕へ

中途半端が嫌いな、中途半端な人間だったね。

今もそんなに変わってないかな。


 三年前の僕へ

君はがんばっていたよ。

けど、もう少し頑張れたんじゃない?


 昨日の僕へ

今を精一杯生きれない人の明日には、何があると思う?


 今日の僕は、

過去の僕たちが望んだ僕になっているだろうか。

 明日への理想を抱きながら

今日もまた眠る。


 明日の僕へ

過去の僕たちが、君が信じるに値するなら、

現実に怖いものなんて存在しないだろう。

だけど、今日の僕にそんな自信は無い。

だから、怖くても進んでほしい。

それは、過去の僕たちが見つけた一つの答えだから。

それだけは、信じるに値するだろう?


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