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私は必ず地球に帰還してみせる  作者: 雪月花VS花鳥風月
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国王の呼び出し

今回は国王の呼び出しの話です。

「陛下の呼び出しですか」

国王から呼び出されてしまった。

おそらく王太子妃教育を放棄した件だろう。


「陛下、お呼びだと伺いましたので、急いで参りました。何の御用でしょうか」

「テレポ嬢、どうして王太子妃教育を放棄したのだ」

「理由は二つあります。一つは最優先でやりたい事が出来ました。もう一つはムノ王子は王太子候補に過ぎません。正式に王太子に決定してから王太子妃教育を始めても問題無い筈です」

「それでは成婚までに王太子妃教育が終了しないだろう」

「逆です。王太子妃教育が終了してから成婚すれば良いのです」

「最優先でやりたい事とは何だ」

「賢者になる事です」

「どうして賢者になりたいのだ」

「魔法は素晴らしく、国の未来に不可欠です。そして賢者は魔法を極めし者です。私は国の為に賢者になりたいのです」

嘘です。

本当は地球に帰還する為です。

ごめんなさい。

「分かった。王太子妃教育の中断を認めよう」

「ありがとうございます」

「但し次回の賢者認定試験に不合格の場合は王太子妃教育を再開する」

「分かりました。必ず合格してみせます」

次回は無属性魔法に手間取る話の予定です。

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