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なんかいろいろ説明されてるけど正直聞くの面倒くさい。

目を覚ますと俺は教室ではなく全く知らない街の広場のようなところにいた。

街と言っても高層ビルが立ち並んでいるような場所だ。だがビルには寄生するように植物が生えている。少なくとも俺は現実にこんな街があるとは聞いたことがない。もしかしたら何かしらの作品で見たことはあるかもしれないが・・・

周りを見ると俺の他にも結構人がいる。全員ここがどこか分かっていないようだ。それにしても一緒にいたはずのあのバカ共はどこだ?

「お、いたいた。探したぞ霧島。居ないのかと思ってまぁじで焦ったわ。」

「ほんとにどこにいたの?港ってそんなに影薄くないはずなのに全然見つからないんだもん。」

「おお、遥、健二、いないと思ったら別のとこにいたのか。」

少し離れた所から健二と遥のツインバカが駆けよってくる。一緒の場所から移動させられても近くに出るわけじゃないんだな。

「なあ、ここどこだろうな?周りのやつに聞いても誰も知らないって言うし。霧島も見覚えないのか?」

「まあそうだな。こんな街があったら間違いなくネットかなんかで見るはずだ。」

「ところで今から何が始まるんだ?」

「さあ?少なくとも面白いことが始まりそうではあるけど。港はどう思う?」

「なぁお前ら困ったら俺に振るのやめてくんね?俺が知ってると思うか?」

と、そんな下らないやり取りをしていると上の方から声が聞こえてきた。

「やっほぉ~。こんばんはぁ。昼だけど。」

声のした方を見ると、スピーカーが宙に浮いている。ぶら下げる紐もついていない上にドローンのような飛行装置が付いている訳でもないのに浮いている。スピーカーは注目が集まったあたりで言葉を続けた。

「ようこそホビースタッフドオンラインへ!おれは運営メンバーの一人の「リチム」だよ~ん。よろしく~。」

どうやらあれはこのゲームの運営のようだ。しかし挨拶をするなら姿を見せてもらいたいものだ。

「なあ、ここはどこなんだ?いきなりこんなところに連れてきて俺たちに何をする気だ?」

二十代の会社員のような恰好をした男が質問を投げかける。

「お答えしよう。ここはこのゲームにおけるいわゆる最初の町だよ。説明はあとでね。あとここに連れてきた目的だっけ?みんなにいいものをあげるためだよ。いやまあそんなのあんまり重要じゃないんだけどさ。」

なんとこんなにも都会している場所が最初の町らしい。それにしてもいいものとは一体なんだ?聞いてみるか。

「なあ、そのいいものってなんだ?金なら要らないぞ?」

「へぇ~い待ってましたぁ~そのしつもぉ~ん。おれが君らにあげたいのは異能力でござぁい。」

「・・・異能力?」

アイテムとかスキルとかじゃなく?????ゲームなのに?????

「っそ!異能力!小説とかでよくある異能力!このゲームはそんな異能力を使って戦ったりするゲームなわけですわ。」

どうやら本当に異能力をくれるつもりらしい。小説で異能力ものをよく読んでいるのでそういうのには結構憧れていた。しかし日常生活で使えない異能力とかもらったら困る。正直単純で使いやすい異能力が欲しいところだ。さて、一体どんな異能力がもらえるだろうか?

「なぁ、早く説明を終わらせてくれないか?正直さっさとゲームに進みたいんだ、早くしてくれ。」

俺達と同年代くらいの灰色のパーカーを着たやつがゲーマスを急かす。どうなってんだあれ?顔が暗くて見えない。フード目深に被ってるとかそういうレベルじゃなく暗いぞあれ。

「へいへい分かったよ。だったら簡潔に話させてもらいますぅ~。まあクリア条件の説明からでいいか。まず最初にこの町で他のプレイヤーと戦ったりクエストこなしたりするとポイントがもらえるんだよ。で、一定量ポイントを稼いだら町の外に出られるようになるのよ。で、外に出たらまた別のポイントがもらえるから同じようにそれを貯めればいい。簡単でしょ?」

要はポイントを貯めればいいらしい。そしてポイントを貯めるだけならクエストをこなしていけばそのうち嫌でも貯まるだろう。ゲームが始まったらクエストだけこなして安全にクリアするという方法もあるという事だ。リスクをとるのは避けたいのでできればその方法で行きたいが・・・

「そうそう、クエストだけこなしててもクソほど時間かかるよ。割のいいやつばっかりやっても30年はかかるようにしてあるから。クリアしたかったら戦うのだふははは。」

だろうよ!どうやら俺の計画は始める前から頓挫してしまったようだ。やはり戦わなければ生き残れないらしい。しかしそんなに時間がかかるならリアルで年を取ってしまうし病気で死ぬやつも出てくるんじゃないか?

「あ、そんなに時間かかって大丈夫なのかとか思ったなら大丈夫、すでに時間加速してるからたとえ百年かかっても現実では十分も経ってないよ。」

心でも読めるのかこのゲーマス。だがこれなら最悪の場合クエストだけでもクリアできる。だが問題はそこまで精神がもつかどうかだ。

「あ、でもゲーム内で一週間経った時点で一回全員ログアウトしてもらうからクリアまで実際はもっとかかるかも。」

あの、さっきから情報後出しするのやめてもらっていいですか?しかしこれでクリアできなくてもゲームから退出することはできると分かった。それだけでもまだ安心できる。

「じゃあ次は異能力の説明だね~。」

さっきから思ってたけどこいつ軽いな。いや物理的な意味じゃなくて。

「異能力って単語になじみがない人は入れてないつもりだけど、一応聞いとくか。こんなかで異能力もののお話とか見たり読んだりしたことない人っている?手ぇ挙げて?」

誰も手を挙げない。つまりここに集まった人は知っている人ばかりという事だ。

「あ、一人いた。え、なに、ちっさ!かわいい!おっと失礼。ごめんね?気付かなくって。」

ゲーマスはロリコンか?ゲーマスが言って俺も初めて気づいたがちっこい女の子が一人いる。手を挙げているのに気付かなかったのは周りの人で隠れていたからだろうか?

「あー・・・まあ簡単に説明するとね、空を飛んだり物を燃やしたり穴を開けたりできる力をみんなが手に入れて戦うっていうお話だよ。で、このゲームでも同じようなことができるってわけ。」

なるほど分かりやすい。全部これくらい簡単に説明してくれないだろうか。

「ちなみに異能力は一人三つ与えられるよ。うまく組み合わせて使ってね。」

・・・なんて太っ腹なんだ。いやバカじゃねーの?スキルとかと勘違いしてます?

「ちょっと待っててね。今みんなに異能力生成するから・・・・・・できた。確認してみて。あ、確認するときは手で四角描いて。そしたらウィンドウが出るからそこにある「ステータス」ってボタン押せば見られるよ。」

言われたように四角を宙に描くと、青い半透明のウィンドウが出てきた。他の人も見ているようだが他の人のウィンドウは見られないようだ。言われた通りステータスのボタンを押して異能力などを確認する。


名前:霧島キリシマ ミナト

状態:普通

所持異能力

・ゲームのウィンドウを開かずとも念じることで同様の操作ができる。

・体力など様々なものを自動で回復する。その代わり若干回復は遅め。

・高度で正確な行動(作業や戦闘)を確実に行える。

装備品:なし

称号:なし


 どうやら本当にもらえているようだ。しかし気になるのは異能力だ。能力の説明が書いてあるばかりで能力名がない。

「あ、プレイヤー名とか能力名は自分で考えてね。さすがにそこまで自動で生成することはできなくてさ。ルビも振れるからいろいろできるよ。」

なんという事だ。俺のネーミングセンスがさらされる可能性が出てきた。これは慎重に考えなくては。

「あ、最後に一個だけ言っとくね?町の外に出てもらえるポイントが0になったらその時点で死ぬから。じゃあね~。質問とかあったらそこの公衆電話からどうぞ~」

ゲーマスが最後になんかとんでもないことを言い残していったが、まあそういうのもあるんじゃないかとは思っていたので大して驚かなかった。


文章力がない。(致命的)設定とかこういう事したらおもしろソーダとかは思い浮かぶからあとは形にするだけなんすけどねぇ…

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