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第551話.黒木のコーヒー

遅れましたね。えぇ、手術後だったので本当は投稿しない予定でしたが、何とか頑張りました。褒めて。

 カフェ巡りデートの最終地点は御影の方にある喫茶店黒木だった。凛さんが気に入っている店らしく、鏡坂や華山さんなどの御用達でもあるらしい。

 店内の雰囲気は悪くなく、どことなく昭和レトロな感覚を覚えるオシャレな内装だ。椅子やテーブルにもこだわりがあるらしく、小さく花の彫り物がしてあったり、重心が下のほうに寄った随分とどっしりとしたものだったりするのだ。

 店員さんに空いている席に案内してもらうと、俺達はそこに腰を下ろした。

 薄茜色に染る空が見える窓側の席。道路に面しているので、視界の隅には時折車のヘッドライトの光が通り過ぎていく。頼んでいたコーヒーの白いカップにも光が反射する。そしてそれは目の前にいる凛さんにも。

 驚く程に白い肌のせいだろうか。外の光は淡く肌に反射して、凛さんの事を彩る光化粧となる。思わずコーヒーが冷めてしまうのも気にせずにじっと魅入っていると、こちらの視線に気がついたのか、はにかみながら恥ずかしそうにどうしたの?と尋ねてた。

 問に対する答えは何とも情けなく、なんでもないと言うだけ。それでも凛さんはそっかと言ってそれ以上深追いすることはなかった。

 素直に可愛い、綺麗、思わず見惚れていたと言えればどれだけ楽だろうか。全部歯が浮いてしまいそうな程に恥ずかしい言葉だが、けれどここには自分自身の本心が集約されている。


「あ、美味し……」


 今日のデート中、ずっとスイーツを食べ続けてきた凛さんはこの喫茶黒木で初めてコーヒー飲んだ。苦手なわけではないが別に好きでもなかったコーヒー。それを進んで自ら飲んでいるのだ。甘々に慣れた口には程よい苦味だったのだろう。いとも簡単に完飲してふぅ、と息を吐く。


「コーヒーも悪くないね」

「でしょ」

「うん、今度はコーヒーに合うスイーツを試作してみるのも楽しそう」


 今後の予定を頭の中で考えながら楽しそうに笑っている。そんな様子を俺は眺めるのだった。


第551話終わりましたね。作者顎とかすごい腫れて別人みたいな顔してるんですが、何とか時間をかけて元に戻したいと思います。

さてと次回は、23日です。お楽しみに!

それと「面白い!」「続きが気になる!」という方はぜひブックマークと下の☆からポイントの方をお願いしますね!

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