不戦、不勝、不敗 <上>
初めまして。式波トロと申します。
この度、(ほぼ)毎日読める小説を書くことになりました。発想は唐突です。どこまで毎日が続くかは分かりません。転生モノ…ではありませんが、皆さんの癒しになる作品として全力を尽くし、また、自分が読んでも癒しになる作品としても頑張ります。
どうか、ごゆっくり楽しんでください。
暑いよ……涼しい場所は無いの……
私のいるこの場所はなぜか暑い。
私のいるこの場所は私の部屋。
私の名前は野崎のの。
この城に住んでいる。
私は生まれてからたぶん12〜14年くらい経っている。
だから私は、おそらくそれくらいの歳なんだろう。
健康で文化的な最低限度の生活を営めるくらいの品は揃っている。
「Choses importantes」と書かれた変なかぶり物を持っている。読み方は知らない。
「ここから出ていくには?どうすればいい。おしえて?」
そう問いかけても誰も返事をしてくれない。
答えなど無いのかもしれない。
私はこの城の中で生きてきた。
だから外の世界を知らない。
この城の中は広い。
この城を外から見たことが無いから、この城がどれだけの大きさかは分からない。でも、たぶん大きい。
地下室には食糧庫があり、城の中には生活に必要なものは大抵揃っている。
小さい頃はお母さんがいた気がする。
今ここにはいない。
とにかく今暑い。とにかく涼しい場所に行きたい。
今までにこんな暑かった事は無い。
とりあえずこの城から出たい。
けど、お母さんが小さい頃に一つだけ言い残していた言葉がある。
「いつになるかは分からない。この魔界で争いが終わる、その時が来るまでは出てはいけない」と。
すると、何かオーラみたいなものを感じた。
私は一応魔法が使える。
オーラみたいなものは近づいてくる。
これが始まりなのかそれとも終わりなのか、まだ私には分からない。
と、いうことです。
はたして、野崎ののは海賊王になれるのか?
え?作品が違う?
すみません。
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