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引きこもりニート添付ファイルで転生する  作者: ヨルゴ
第一章:メールの添付ファイル~転生
1/6

プロローグ-旅立ち

章を移動するため再投稿、一部表現の変更。2019年11月13日


読んでいただきありがとうございます。


下(縦読みであれば左)に書いてあるデータは間違いがあるかもしれません。

なので、だいたいこのぐらいかな?としてご利用ください。


文字数↓

1253字(空白・改行含まない)


読む時間(500文字1分計算)↓

約2.5分です

「あ、これ詰んだな。詰んだ。俺氏、空前絶後の最大ピンチ。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

どうも!引きこもりをやってるものです!

職業は、ニートやってます!

引きこもった理由を知りたいって?いいだろう。教えてやるよ。そう。あれは、高校の時だった…。


高校入学を無事果たした俺は、高校生活を満喫していた。最初の一年は問題なかった。だが、"夏休みと呼べる夏休みではない夏休み"が終わった後。生物的に怯えるほど怖い女教師が、産休を取った。これが悪夢の始まりである。中学からの不良集団が、暴走した。この集団はあっという間に支配した。そして、迷惑を多くの人の与えた。

だが、こいつらがどのくらい危険かをまだ知らなかった。

そして、俺は言った。言ってしまった。

「お前らのおかげで、こっちに迷惑がかかってんだ。調子乗んな。〇ねや。」

心がすかーっとした。

「言ったな?」

これを聞いた時には、もう俺はその場を退場した。いや、退場させられた。強制退場だ。救急車に乗って。


これ以来、俺は一切家から出ていない。だが、お金には困らない。何故か。それは、小学校からのお金がたくさんたまっているからだ。

そうして引きこもりをしているうちに、親が死んだ。

葬儀とかは行ったが涙が出る雰囲気すら感じなかった。


それから、1週間がたった。いつものように、朝起きて、パンを食べた後、自分の部屋でゲームをしている時だった。


ドアが開いた。

姉、弟が部屋に入ってきた。

人生二回目の、担架に乗せられた。

久しぶりに窓越しでない日光を浴びた。

そしてこう言われた。

「働こうともしない、家族と喋ろうともしない人を住ませることはできません。」

と姉が。

「これ以上迷惑をかけないでください。さようなら。」

と弟が言った。

さいごに、バタンと久しぶりに聞いた音を聞き、

ガチャっと2回聞こえた。


そして、数分後、状況を理解した。

「あ、これ詰んだな。詰んだ。俺氏、空前絶後の最大ピンチ。」

ぼそっとつぶやいた。


俺は、冷静だった。だから、今ある(使える)ものを整理した。

1.服一式

2.スマホ(バッテリーは91%。電子マネー系0円)

これだけ。

出来ることがないので、暇つぶしにSNSをする。


どれぐらい経っただろうか。そろそろ今後を考えないといけない。

『ピコン』

聞きなれた通知音が鳴った。メールの通知だった。

だが、そのメールはおかしかった。"件名"と"本文"そして、"添付ファイル"だけだった。


件名:旅立ち

本文:このメールの添付ファイルで旅立てます。これは、あなただけに送られています。本文を読み終わって1時間後に自動消滅します。どうなろうとも、自己責任で。

添付ファイル:Let's go.tp


「これしかないっ!!」

即添付ファイルをダウンロードして、開いた。一瞬の迷いもなく。とてつもなく速いスピードで。だから見逃してしまった。一番下にあった追伸部分を。内容は、


旅立つときには、この世界で死ぬことになります。その後、魂を抜き取り異世界に送ります。なので激痛が走ります。


そして、気を失った。激痛とともに。

次から異世界です。

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