帝国騎士
???「我々帝国に牙を向くか、勇者よ」
エマ「お前らが帝国騎士か?」
帝国騎士「そうだ、俺は帝国騎士のラー・メンだ!」
エマ「ラーメン?それが名前か?」
ラー・メン「そうだ!」
エマ「なるほど、ラーメンか、美味しそうな名前だな、」
ラーメンとは、魔界の麺料理だ!基本的に有名なのは、飛龍ラーメンだ!飛龍の骨をダシに、魔界の野菜、龍の肉などを添えて食べる、魔界の一般食だ!ちなみに、麺は魔物じゃらしから作る粉で作る。
エマ「あーまたラーメン食いたいなぁ、たしかにこの国の肉もうまいけど、ドラゴンの肉がなぁ、」
ラー・メン「貴様、馬鹿にしているのか!ラー・メン一族は、誇り高い帝国貴族だ!そして俺はラーメンじゃない、ラー・メンだ!」
エマ「さてと、そんなくだらない話はさておき、」
エマは剣を帝国騎士に向け、
エマ「貴様達帝国がこの国から税を巻き上げていると聞いた、この国の金は俺のものだ!返してもらおう」
女王(いつから貴方の物になったのですか…。)
と、女王は思った。
ラー・メン「全ての国は帝国の領土、帝国以外の国民は帝国の奴隷!従わないものは即刻死刑、それが帝国の法だ!貴様は帝国国民である私に対して無礼を働いた!この物を切り捨てい!」
ヒュンッ
カチンッ
ブシャァアアアアッッ
ラー・メンが達帝国騎士達の頭が斬られ、首を綺麗に切断される。
ラー・メン「エッ!」
そしてそのまま倒れる。
女王「きゃあああああああっっ」
エマ「はっはっはっはっはっはっ良いねぇ、久しぶりの感覚だぜぇおい、今すぐ金をよこさねぇとこいつらみたいにすっぞっ」
女王「……。」
エマ「ありゃりゃ、気絶してやがるぜ!さてと、帝国騎士には、聴きたいことが山ほどあるんだ!」
エマは帝国騎士から武器や装備品などを剥ぎ取ると、帝国騎士を蘇生させる。
ラー・メン「あれ?俺はいったい貴様何をした、ヒイッ!」
ラー・メン達は、床の血を見て自分に起きた事をフラッシュバックする、
ラー・メン「俺は、死んだはず。」
エマ「良かったなぁ、俺が生き返らせなかったら、そのまま天に召されてたぜ?」
ラー・メン「くそっ」
エマ「これはなんだろうなぁ?」
ドクンッドクンッ
ラー・メン「そっそれは…私の心臓…」
心臓を臓器と魔術的に繋げたまま取り出す魔術…
エマ「もう死にたくなかったら…金を払え…」
ラー・メン「ふざける…ぐはぁ…」
エマは心臓を握る…
エマ「おい…払う気にならないか?」
ラー・メン「くっ苦しい…」
エマ「なぁこう考えたらどうだ?お前は心臓をこの私にあずかられている…そしてお前に魔王の加護を与えてやる…傷つけられても癒され、心臓を突き刺されても死なない…俺には絶対的服従だが…」
ラー・メン「何度も言わせるな俺は…誇り高き帝国…」
ぐしゃっっ…
ラー・メン「ああああ…」
エマ「どうだ?まだか?」
ラー・メン「帝国…バンザ…」
ぐしゃっっ…
潰しては直し潰しては直しそして34回続けた…
ラー・メン「やめ…やめて下さい…魔王様…」
エマ「これくらいにしておくか…じゃあ、貰うもの貰うぞ…」
ラー・メン「はい…魔王様…」
ラー・メンは…全ての金を渡し…エマは…城を後にする…
エマ「さてと…とりあえず心臓と金は奈落に収納するか…」
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