天空を覆う闇
なぜかやっぱりSFになってしまうファンタジー世界
そしてSF考えてる方が書くスピードが速いという謎
久々の3000文字越え 第3章以来
ルクスート暦 12621年 4月7日 07:00
タイムリミットまで残り08:00
「全軍に告ぐ、これよりオペレーション・ダキュートを開始する。出撃せよ!」
全チャンネルで「おぉぉぉ」と歓声が響き渡る。
各空軍基地から次々と戦闘機、爆撃機、輸送機、ガンシップなど離陸していく。
中には昔、魔族や大型魔獣に支援攻撃していた、シークロン隊、レイバー隊が居た。彼らはあの後は3部隊合同で任務に就くほどになり、隊とは別にチームが組まれていた。
〈今回の作戦にはフォスロ君がいるみたいですぜ、隊長〉
〈おぉ、またあの子の支援ができるのかそれは楽しみだな。我々は対地攻撃を任された、レイバー隊が爆撃する付近の対空火器を破壊する。爆撃した後はグラッカー隊を下ろして支援攻撃に移る。〉
〈了解したぜ〉
〈陸軍基地ではグラッカー隊が待ってますし早く行きましょう〉
〈皆いくぞ、シークロン隊発進〉
彼らはあの時使用していたルクスート連邦空軍 主力戦闘機RKF‐4000の改良型 RKF‐4100ASLを受領し、しかもシークロン隊用にカスタマイズされSが型番に付いてていた。通常よりも10tも積載量が増やされ、
爆撃機用の大型誘導爆弾 LGGB‐2T3000 という2tの爆弾を
戦車を積載する分を引いても4本搭載でき、
空対空対地両用ミサイル AAGM‐8K1555 を8本搭載出来た。
シークロン隊と同時に別滑走路ではレイバー隊が離陸していく。
〈シークロン隊のラーディル隊長の指示行き届いたな、行くぞ〉
相変わらずの爆音を響き渡らせながら飛び立っていく。シークロン隊とレイバー隊は一緒に陸軍基地へと向かっていく、他の部隊はそのまま上空で編隊を空中管制機の下で組みなおしていく。
東部サラート陸軍基地
戦車やヴォエクト達が輸送機に乗り込み、離陸準備に入っていく。端のほうでぽつんと待機する部隊がいたグラッカー隊だ。グラッカー隊の戦車もグラッカー隊仕様にカスタマイズされた新型機が配備されていた。
若干車内のスペースが広くなり快適、新型の複合装甲で5tほど軽量化に成功し、旋回性能 走行性能が上がり、砲塔には新型の130mm電磁速射砲に換装された。これは最新鋭の護衛艦に搭載されている物を戦車用に改造したものだ。
ただ電磁速射砲は前の130㎜速射滑腔砲に比べて連射数が10→6に減る。冷却はエクシウムを凝縮した水冷式で絶対零度よりも下の温度に達するために瞬時に冷却可能。
さらに副産物により砲身が超電導体となり最初の1発は摩擦の抵抗を受けなくなるために砲弾がそのまま電磁力により射出され、通常の5倍ほどの加速と威力があがり実験では海軍の戦艦と同じ厚さの装甲をいともたやすく貫通したそうだ。ただ衝撃波の被害が大きいという弱点があった。
それとエンジン今までと同じだがは1基→2基増やされて、主砲用に丸々1基使用し、車体は今まで通り1基で動作させている。
正式名称 RKT‐RG130G グレーガ
陸軍基地の他の部隊は輸送機で運ばれて残りはグラッカーのみとなる。
45分後、ようやく到着した、シークロン隊がグラッカー隊の真上に移動。
〈遅いぞシークロン隊〉
〈すまんすまん、機体の訓練飛行は何度もやっていたのだが確認のために武装の最大積載量でのテストではただ飛行したに過ぎなかったので、バレルロールや失速した時の状態起こしなどしていたら予定より15分も遅れてしまった。〉
〈そうだったのか、あとで奢れよ〉
〈仕方がない、落ち度は俺だしな分かった。全員に奢るぞ〉
〈隊長の太っ腹!〉
〈我々もか、お言葉に甘えてもらうとしようかラーディル隊長〉
わいわいしながらも真剣に戦闘機をグラッカー隊の戦車の上50㎝まで降下した。
〈さて接続するぞ〉
戦闘機の下部から隠しアームが6本飛び出し、戦車の砲塔に2本と車体に4本とアームで固定し戦闘機の下部と砲塔を密着接続させた。
〈新型のおかげか持ち上げやすくなっているな、戦車も若干だが軽くなったのか?〉
〈ああ、新型の装甲と装備が案外軽くてな装甲で‐5t、主砲も‐2tも軽量化されている。エンジンは増設されたがそれでも200㎏程度しかないから誤差の範囲だな。〉
〈それはすごいな、では我々も行くとするか〉
戦闘機はスッと戦車を持ち上げるとそのまま上空で待機していたレイバー隊と合流し本隊へと急いで向かったのだった。
ルクスート連邦からリンドヴルム共和国まで最速でも6時間掛かるので余裕を持ちながら、太陽光により影となった航空機達は空を覆いつくすほどの数で大空へと上昇して
いった。国民もそれにむけて旗を掲げ見えなくなるまでエールを送り続けたのだった。
ルクスートの空はいっぱいに飛行機雲で満たされていた。
その頃ルクスートの北東部のノスフトーム海域 通称【魔の海域】
魔の海域というのは近くで漁師達がつけた名称であり実際は魔の海域ではない。1年中霧で覆われた海域で一度入った船などは二度と帰ってこないと言われている。ただしレーダーと正確なマップ、自分の正確な位置つまりGPSさえあれば航行可能である。
その霧に覆われた海域に黒い影が複数見える。それはルクスート連邦海軍 第1、第2、第3艦隊であった。
超大型空母 RKCVS‐101 ジャヴィート・ハーノール級航空母艦
ルクスート連邦 加盟国の1つ リメーシア合衆国が建造した空母
RKCVS‐101 1番艦 ジャヴィート・ハーノール
RKCVS‐102 2番艦 ナーティア・フィリップス
RKCVS‐103 3番艦 ハインリッヒ・ウォートレス
艦名はリメーリア合衆国生まれのルクスート連邦 歴代大統領から選ばれているが年代はバラバラである。1番艦から10番艦まで存在する。
空母は単横陣、周りの超ド級戦艦や護衛艦、潜水艦は輪形陣を取っている。
海軍からも艦載機のみを出撃させる予定で、各艦から350機、350機、300機で計1000機の艦上戦闘機や空母の大きさを利用して飛び立てるように作られた艦上戦略爆撃機など種類はさまざまである。空軍と合流させる予定で時間を見計らって発艦準備に入っている。
〈そろそろだな、全機発艦せよ。発艦後は空軍の空中管制機の指示に従え〉
艦隊司令官が指示を発し、空母から次々に艦載機が飛び立っていく。電磁カタパルトを利用しているが甲板の滑走路は長いため余裕をもって発艦できるので安全である。さらに幅も広いために4機並列して発艦できるため効率がいい。
30分掛けて艦載機は発艦していった。霧の中から次々に飛び出していく物があった。
近くにいた漁師たちは何かに気づいたのだが鳥かなんかだろうと思いそのまま漁を続けていた。
そして
08:30には陸海空軍の大編隊が高度2万mを飛行していた。光学迷彩はあるものの、注意を厳に高高度を飛行中、現在、アストランス王国の北北西そろそろドラグリュース山脈に近づいてきた。交代しながら各パイロットたちは朝食を取りながら空を警戒していた。
ドラグリュース山脈に差し掛かると近くで山越えをしていた商人達が馬車の行列を作っていた。商人達は中間地点において休憩していたところ、突如として謎の轟音が響く。
商人達はとっさに逃げるように下山しようとしていた。それは雪崩がおきた音だと思ったからである。山間部はいまだに雪が残っているのだがこの時期は暖かくなり始めたので雪が溶けて雪崩が多発して死人も出ていたのだった。そのため商人達は急いでドラグリュース連邦共和国側へと下山していったのだった。山を下りた後でも轟音が響いていたのであれは雪崩の音ではないとあとで気づくことになる。
それから4時間半後
リンドヴルム共和国 ミドネシア湖の沿岸観光地
クーデター組織が戦争を起こすと言っていたのだがそこからちょっと離れたところにある歴史を感じさせる赤レンガ倉庫が立ち並ぶ街があった。観光客などがここに逃げ込んでいたのでその影響で賑わっていたのだった。1人の青年がミドネシア湖じっと見ていた時だった。
遠くの水面を見ていると 空の情景が反射し映っていた。ふと何かを感じた青年は映っている雲を凝視すると、雲の隙間から沢山の黒い物体が飛び出して見えた。ハッと気づいたかのように上空を見上げると、空は謎の黒い影が覆うとしていたのだった。他の人たちも青年に釣られて上空をみたり、轟音が聞こえて来たので空を見上げていた。
よく見ると飛行機なのだが形がバラバラな物が編隊を組んで飛んでいて、さらに後方から超巨大な飛行機が雲を切り裂いて飛び出してきた。あまりにも巨大で、さらに沢山の飛行機が飛んでいたのを観光客や地元民が目撃し、逃げ出す者もいれば、唖然としてその場で固まっている人たち、カメラを持っていた者はそれをパシャリと撮っていた。
そしてその大群は天空を黒い影で覆いながら首都や第二首都が目前の距離まで接近していたのだった。そしてその眼下にいた人たちは太陽の光が遮られ、闇が覆い始めた。
色々 地理など地名をまとめていると 同じ場所を言っているはずなのにその場で考えてしまった物をまとめ忘れていたため過去に出した部と食い違っていますいろいろと
そろそろ100部に近づいてきたので 来週再来週あたりにちゃんとまとめて修正したいと思います
例 ミュー大陸 → ミューバ大陸
レプラータニア大陸 = ビュールア大陸
4大陸 → 6大陸
通勤時間中に書いてることが多いのですがスマホなどで設定と見比べながらやるという作業がやりにくいので結構 ミスが多いです すみません




