魔法VS謎の艦隊
中々話が思い付かずこの一部完成するのに1週間も掛かってしまった
(くぅぅ……魔力が無くなり掛けてる氷龍が維持出来ない。)
パキパキ……パキーン
と氷龍は砕け散って崩壊していった。
『シーウェが心配だわ、結構ド派手な魔法使ってるみたいだし』
「私も心配だから付いていく。」
『分かったわ一緒に行きましょう、あとは頼むわね艦長』
「お任せを」
艦橋を出て、左舷滑走路に向かっていく。
「大まかな応急修理は完了し、浸水も停止。行けます艦長」
「なんとか行けるか、全速前進! 目標異星人母船」
空を漂う推力は失われたが、主力エンジンはまだ動作するので海を航行し始める。
(まだ動ける船居たのね。困ったなぁ~、もう魔力が……)
その時、
「シーウェ大丈夫?」
『氷のドラゴンが砕け散ったから心配になって』
リアシーとエクレが駆けつけてくれた。
『もう魔力尽きそうで維持できなかったの。』
「だったら……ちょっと手首に触れるね」
リアシーはシーウェの左手首を軽く握ると目を瞑り何かをしている。
(あれ、なんか魔力が回復してる。リアシーが魔力を送ってくれているの…)
『ありがとね、リアシー。』
「どういたしまして。」
『エクレ、あの魔法使うから演算手伝って』
『分かったわ』
エクレはシーウェの右手を握る。そして、3人の周りに演算魔方陣が数十も展開し、演算魔方陣とシーウェが沢山の粒子のような光と接続されて、敵艦の周囲に大規模魔方陣を展開させた。
『古代龍・量子魔法 絶対零度・突過極』
魔方陣が展開している海面が蒼白く輝き出す。周囲の温度が急激に低下してゆく。
この日、地球上で初めて絶対零度以下を越える温度が記録された。この様子を偵察監視していた衛星の機器には戦闘区域を中心に
-300℃以下の温度が確認された。世界各国はこの謎の現象を調べるために世界中の科学者を集結させ、原因究明に当たらせた。
魔方陣の外側から徐々に海全体が凍りついていく……海底まですべてを凍らせていくので生物が触れた途端即死になるので予め、魔法でその海域の生き物は外側に逃がしていた。
そのあたり全体が凍りつくので流氷のように流れることもないので固定される。そして中心まで凍りつき、敵艦まで侵食が始まる。
ズシン
と突然船全体に衝撃が走る、船が急停止したのだ。
しかしエンジンは動き続けていたはず……
「異常現象多発、周囲の温度が絶対零度を振りきっています計測不能です!」
「各兵装・レーダーが全て機能停止! 機関も停止しました非常電源に切り替わります」
バツーンと照明が落ちて、橙色の照明が点灯する。
艦長は席から立ち上がり、前方の窓から外を覗いてみたところ、周りの海は全て凍結され船はそれに飲み込まれ艦橋以外が凍りついていた。
そしてまた、謎の声が空間中に響く。
[今…投降するなら助けてあげてもいい……まだ戦闘を続けたいのなら死になさい……これは一人一人に言っているので自分の意思で決めなさい上官が決めることではないわ例え艦長でもね……投降するなら艦首甲板に集まりなさい制限時間は15分]
「投降だと、馬鹿馬鹿しい…徹底抗戦だ! なんとしてもやつらの技術を奪い取るのだ。機関再始動させろ」
艦長は命令するのだが、
誰も動こうとしない、そしてその場に居たものが艦長以外全員、艦橋から去っていった。
「腰抜け目、軍法会議に掛けてやるからな。私は偉大なる国家元帥に忠実なる僕、必ずや成功させて見せます。」
艦長は艦橋の中央にある銅像にひれ伏していた。
15分後
艦搭乗員の内の艦長や上官以外全員集まっていた、若い者などはそこまで洗脳されていなかったらしい。
「俺らはどうなるんだ一体」
「とにかく投降するために艦首に集まったが何も無いじゃないか」
すると
「お前ら、いまここで引き返せば軽い刑罰で済むぞ、敵に投降するというのならここで死刑だ。さあ、どうする」
若い船員を艦首に追い込む様に銃を突き付け艦長や上官が囲む。
「…………」
「ふむ、投降するのかでは銃殺刑に処する
構えよ!」
ザッと銃口を向けられ、艦長は手を上げる。
「撃t」
そう手を下ろそうとした瞬間、銃を構えていた奴等は一瞬にして凍りつく。
[危ない、危ない。投降する人はこれだけかしら、では切り離します。]
スッと艦首甲板のみ突然何事もなく切り離され、重力に逆らうように艦から離れて、近くに待機していた護衛艦の側に着水する。
護衛艦に救助されたものは逮捕された、まず、軌道エレベーター周辺での軍事行動は国際法上禁止されていた為。世界各国に対して喧嘩を売ったこと、友好的に接して来た異星人に対して戦闘を仕掛け、危うく地球滅亡の危機になったことである。
ただ、ルクスート側からしてみれば友好的に接して歓迎されていたので対して怒らず、冷静に対処させた。
この事件を起こさせた首謀者は某大国で軍備拡張を今でも続け、指揮系統を完全に掌握して独裁国家に成り下がっり、近隣諸国と国際的に迷惑を起こし問題になっていた国であった。
その名は
中華全地統一帝国
2083年に独裁国家になった国で、その当時は既に独裁国家や社会主義国家は消えていた時だったが新たに誕生したのである。
総人口20億人で、その人力を使い軍備拡張し、領土も無理矢理広げていた。昔、朝鮮半島に存在した国は飲み込まれていた。
日本以外の東アジアや東南アジアは既に手中に治めていた。ただ、占領した国々は今でもアジア解放連合というのを創設し、今でも国境線沿いは戦争が起こっている。
なぜ日本がまだ保たれているのか
それは機動兵器の開発に成功したからであった。2100年を過ぎてもシリーズが続くロボットアニメに登場する機動兵器や過去のロボットアニメに登場するロボットなどが日本の防衛を担っていた。
かつての同盟国であるロシアにも領土拡張という名目で侵略をしていたが、中帝よりも巨大な大国に挑んでいるためか抑えられている。本来の目的は北にある海上油田の奪取であったが未だに国境線沿いでの戦闘が続いている。
日米露対中帝連合を作り、東アジアの海岸線付近を防衛していた。二大大国と科学技術で勝る日本の連合のおかげで朝鮮半島の5分の1を取り返し、そこが最前線となっている。
という話をエリック艦長からエクレが通信にて聞いた話であった。
『私達に喧嘩を売ったのだから、滅ぼしても構わないわよねその中華…全地統一帝国でしたっけ?』
「本当は誠に嬉しいのですが、これは我々地球の問題なので我々の力で解決したいのです。それにですね大半の国民は無理矢理徴兵されているようで、先程の敵艦の若者達も無理矢理徴兵された者だったようで……」
『まあ、自分の星の問題は自分達で解決したいわよね。うーん……その国家元帥という輩と中帝の上層部を排除してしまえば、混乱するわよね。私達はあなた達の戦争に参加するわでもね援護だけだから止めは貴方達がやりなさい』
「分かりました、本部に伝えときます。我々地球の悩みの種の排除の協力ありがとうございます。」
『いえいえ、売られた喧嘩は返さないとね。』
互いに敬礼をし通信を終えた。
『さてと、皆ウズウズしてるだろうし戦闘開始よ! 既に作戦立案は戦術ネットワークにアップロード済みだから各自みて行動しなさい』
「「「了解」」」
『それとリアシーにはフォスロを迎えに行って貰うわ。ヴォリアットとグリント兄弟の護衛付けるからお願いね。私達はこのまま中帝との戦闘が行われている朝鮮半島の前線に向かうから』
「わかった。任せて」
リアシーはヴォエクト格納庫に向かっていた。
やっとフォスロの救出作戦開始




