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夫婦で転生した世界を楽しく暮らしたい  作者: 空宙機動兵器FSR13
第4章 ドラゴンの国と地球
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地球とルクスートの邂逅2

 少女3人と階級証が高そうな青年と護衛の兵がいる。その中から一歩前に出てくる人物がいた。

「ようこそ、シュトラヴィールへ。この艦の艦長をしているエリアス・グラーシュです。宜しくお願いします。」


 若い青年のような男が手を差し出してきた。

「私は国連宇宙軍 第1防衛艦隊旗艦アイオワの艦長のエリック・シャーマンだこちらこそ宜しく頼む。」

 エリアス艦長とエリック艦長はがっしりと握手をした。


「失礼だがそちらのお嬢さんが通信に出ていた方かな?」

『はい、私はこの軍の総司令官であるエクレと申します。対話を受け入れて頂きありがとうございます。』

「いえ、こちらこそ。我々はもし貴女方が敵勢異星人だったら手に負えませんでしたので助かった次第です。」


『ではこちらへどうぞ』

 後についていく。移動は横移動するエレベーターのような物でそれに乗り込み移動した。

 エレベーターの道はガラス張りで最初は艦載機だろうかその格納庫を通りすぎていく。

「異星人は皆、UFOだと思っていましたが戦闘機の形をしているのですね。」

「我々の地上の戦闘機よりもデカイですね艦長。」


『確かにUFOのような形の宇宙船に乗っている異星人はいますが、基本こういった海上の戦艦などを模していることが多いですよ。カッコいいですからね!』


「確かに大艦巨砲はロマンですからね。ただ、時代の流れには乗れなかったので昔は衰退しましたが……」


『私達の海戦は戦艦と空母が両立していたのでそのまま発展しました。その延長線上に空中艦隊計画なんて物が別の国で生まれて実際にその技術と海の戦艦の技術が統合され、宇宙戦艦の基礎が出来上がりました。』


「そういう歴史を歩まれたんですね。ところで私達はどこに向かっているのですか?」

『ちょうどお昼頃なので昼食に行くんですよ。昼食が終わる頃にはアイオワでしたっけあの艦の改装が終わります。あ、昼食は好みが分からないのでジャンルが多いお店に行くつもりですよ。好きなだけ食べてくださいね。』


 ピーンと鳴り、エレベーターが着いたのはいつの間にか街であった。あれ私達は宇宙にある宇宙船の中に居たはず、気にせずに歩き出すエクレさん達。


「あのここは?」

『え、船の中の街よ。まあ、街がある宇宙船なんて私達の世界でも私達の宇宙船だけみたいだけど。ここのレストラン街に行くのよ。ここは兵士達が暮らす街で仮住まいや休暇などはここで過ごしてるわ。飽きないように店舗などの商品は地上と同じように更新されるから問題ないようになっていますよ。』


 私も他の者も、キョロキョロと街を見渡す。地元アメリカにあるホットドッグやファーストフード店に似た店まで存在している。食文化は我々とほぼ一緒なのかと感心しているとレストランに到着した。


 レストランはバイキング形式だったので各々好きなものを取っ手来る。私はファーストフードが好きだったのでハンバーガーやフライドポテトなどもあったのでそれを手に取る。副長はピザをオペレーターは和食を取ってきた。和食もあるのかと驚いたが、驚くことが多すぎるので平常心を保った。


 昼食会が始まり、あちらの説明が始まる。


 彼女らは別の宇宙からルクスートと言う惑星から来たという。次元を物理的に渡るには途方もないエネルギーが必要であり、普通は精神体でなら来れるという。ただし精神体になれる生物は限られるらしい。


 彼女らの仲間は戦闘で怪我をし、意識不明で病院に運ばれ中々目覚めないので調べてみたところ幽体離脱で魂だけこちらの世界に迷い混んでしまったと。

「居場所は分かっておられるんですか?」

『ええ、日本の東京というところにいます。』

「日本ですか、分かりました。では行き先は日本ということで本部に連絡しておきます。」


 会話が終わった後周りは黙々と食べている。皆お腹が空いていたのだろうし、そもそも艦内の飯より美味しい。私もバクバクと食っていた。


 腹一杯に食べたところであちら側に連絡が入った。


『アイオワの改装が終了したそうです。具体的には反重力装置を取り付けて大気圏内でも航行可能になりました。あとは機関である核融合炉のアップグレードを追加でしたそうです。なんでもうちの整備長が不安定で未熟な核融合に不満があったそうで技術班にそちらも改装を行って出力が30%も上がったそうです。』


「さ、さ、30%!?」


『それと荷電粒子砲も装備されてましたよね?』

「はい、まだ試作型ですが。まさかそれも」

『ちょっぴり弄っただけですけどね。エネルギーを収束させるための部分が甘かった影響で威力が半減していたらしいです。機関出力も上がっていますし射程と威力はお約束します。』


「何から何までありがとうございます。」

『それでは地球までの案内頼みましたよ。』

「了解した」


格納庫に戻り、アイオワに乗り込む。

「機関始動させよ」

「機関始動させます。……凄い、艦長から聞いていた通り、30%以上も出力が上がっていますし供給も安定しています。」

「艦長、この余剰分を使えばワープなど出来るんでは?」

「いや無理だ。ワープするにはまだエネルギーが足りないらしい。もっと高出力の核融合炉を作り上げるか今のを5基積むかどちらかと言っておられた。」


「これを5基!?も先の長い話ですね。」

「そうだな。」


〈アイオワをこれより切り離します。準備してください〉


 格納庫の下部ハッチが開閉する。固定アンカーが切り離されアイオワは再び宇宙に入った。


 その頃地球では

「現場から中継です。」

「先程、異星人の船に動きがありました。1時間前に取り込まれたアイオワが再び姿を現しました。」

「司令部によるとアイオワは異星人の技術で改装され、アイオワの艦長であるエリック・シャーマン大佐が異星人と会合したそうです。現場から以上です。」


 アイオワを先頭にシュトラヴィール、シャルルヴィール、重巡、軽巡、駆逐が後に続く。防衛艦隊を横目に通り過ぎていく艦隊はそのまま地球軌道上に到着。


 アイオワも改装されて初の大気圏突入準備に入った。アイオワは突入時、電磁皮膜というのを展開させる。電磁皮膜とは余剰エネルギーを利用して船体上に電磁波の膜を展開させて突入時の大気摩擦の熱を分散させ、船体の1ヶ所に熱が集中しないようにするもの。


 これで大気圏突入時の摩擦による熱を回避した。

 突入場所は太平洋軌道エレベーターから100km地点、順次降下していく。ルクスート側は大気圏突入時は常時起動しているシールドによって大気摩擦を防いでいた。


 太平洋上に降下し海面から300m、海上にいる護衛の艦隊と速力を合わせて30ktで日本に向けて飛行していた。


 その時は順調に飛行できると思っていたが

謎の艦艇が来るまでは……

日曜日に出せればもう一部出します

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